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2009年10月31日 (土)

Sun Rabbit 軽運搬車

先日、多摩川(関戸橋)自転車フリーマーケットで古い自転車が好きな方々とお話しして、とても楽しかったです。

皆さんの「昭和自転車」との出会いは様々ですね。

KIさんという方は奥さまと一緒にいらっしゃいました。
勤務先が変わって、築地の近くを通るようになりました。
通勤時、バスの窓から実用車を見て「実用車はカッコイー」と気付いたそうです。

オークションでいろいろ探したら「サン ラビット」を落札して手に入れた、とのこと。

これは「低床式・軽運搬車」です。
まだ、レストア前の状態で、使用感たっぷりでいい味です。

スタンドは普通の実用車用のスタンドで、オリジナルじゃないそうです。
Getattachmentca3fx0dj

「Sun Rabbit」の風切り です。
跳んだウサギの下に旭。
Sunrabbit_02

軽運搬車・重運搬車の補助フォーク 。
ランプ・ブラケットにもサンラビット社ロゴSunrabbit_03

ヘッドバッジ
再塗装するか、そのままにするか、悩まれそうですね。
こちらは塗装できるようになりたい。
でも設備と場所の問題です・・・
Sunrabbit_09

これはお見事!
クランクホイルを見てください。
ウサギ3羽の切り抜きデザイン。
普段はカバー(目玉)が付いていて、誰も見えないところまで職人さんがこんなに綺麗に仕上げるのが昭和自転車の好きな理由です。
つまり、現在のものは必要な仕様までぎりぎり。
しかし、当時のものは必要な仕様以上
だからこそ、自転車より工芸品です。Sunrabbit_06
インターネットで「実用車」を検索すると、ウィキピディアにこう書いてあります。

「昭和30年代に売られていた実用車と現在のそれとでは、相当に変化がある。
現代では軽快車など他ジャンルとの共通部品も多く、特徴も薄れているが、往年の実用車は職人気質で丁寧に仕上げられ、細部まで磨きこまれ、ネジ一本まで装飾を施し、風切りや七宝製バッジ、フレームに引かれた金線など一種の様式美を備えていた。」

泥除けステーのバッジにもサン・ラッビット社ロゴSunrabbit_07

大きな荷台です。
サドルのバネがスゴイ。
このようなサスペンション付きサドルがいい。
残念ながら、革は破れています。
運搬車のハンドルはまっすぐでの特徴があります。
このようなハンドルは「一文字型か少し開いている方はトンビ」と言います。Sunrabbit_08

欠品は少なくてやり甲斐があるプロジェクトです。
完成したら、是非拝見させて下さい。

A great big thank you goes out to KI-san for sharing his photos with us.
If you have photos you would like to share with other enthusiasts please send them to me at showajitensha@hotmail.co.jp

もし、古い自転車(運搬車・実用車など)お持ちの方がいらっしゃれば、是非愛車のお写真を送ってください showajitensha@hotmail.co.jp  

 

2009年10月24日 (土)

旧家の納屋から

先日、福岡県のSHさんという方が写真付きメールを下さいました。
旧家の納屋に残されたセキネ自転車のHOEI号です。
Cimg4930

まず、ヘッドバッジを見てみましょう。
ヘッドチューブには上部と下部にバッジが付いています。
Cimg4933

七宝焼で出来ているバッジは50年前以上と思えない程きれいですね。
「セキネ SEKINE WORKS  HOEI」と書いてあります。
Cimg4936

このようなもの造りがたまりません!
「日本 東京  TRADE  CS  MARK  株式会社関根自転車工場」
Cimg4935

Cimg4932

風切りと保険証は元々付いてなく、昔、セキネの卸し問屋に譲ってもらったそうです。
車体は昭和30年前後ですが、風切りはその後と思われます。

保険証もこの車体のオリジナルではなくても、素晴らしいものです。

通産省大臣賞受領。マグネット号① マグネット号② セラフ号 参照

Cimg4947 Cimg4945

クランクアーム、コッターピンカバー、チェーンケースの目玉
コッターピンカバーはネジ一本だけで止めるのが注目。Cimg4937

チェーンケース固定金具にはマイナスネジ、形もオシャレなデザイン。
泥除けステーにちゃんと社名「CS」も付いています。
Cimg4938

荷台に「セキネ」の刻印
Cimg4939

リア泥除けステーバッジも七宝焼。
固定ネジの頭部にも社名CS]の刻印。
Cimg4940

リア反射板
固定ネジの頭部にも社名「CS]の刻印。
Cimg4941

A great big thank you goes out to SH-san for sharing his photos with us.
If you have photos you would like to share with other enthusiasts please send them to me at showajitensha@hotmail.co.jp

もし、古い自転車(運搬車・実用車など)お持ちの方がいらっしゃれば、是非愛車のお写真を送ってください showajitensha@hotmail.co.jp  

2009年10月18日 (日)

2010年 「昭和自轉車 クロースアップ」カレンダー 【販売開始】

17日(土)多摩川(関戸橋)自転車フリーマーケットに行ってきました。
より多くの方々に昭和自転車の素晴らしいもの造りを分かっていただけるよう、2台の自転車に乗っていきました。(水谷セラフ、丸嘉ミドー号)

「えっ?、どうやって2台乗った?」

それは。。。
一台を一キロ乗って駐車して、鍵を掛けてから、歩いて戻り、2台目を2キロ(途中に1台目を通り越す)乗りました。
その繰り返しで、トータル12キロ(片道)。

朝5時半に出発して関戸橋に着いたのは8時。
これはまた遅い(昨年より遅く着いてしまった)
6時までに着かないといい場所が残っていません。

一番端っこに店開きして、「昭和自轉車 クロースアップカレンダー」が40冊以上売れました。
昨年もカレンダーを購入したよ」や「ブログをいつも見ていますよ。」と一言かけてて下さった方もいらっしゃり、
感謝しています。

2010年 「昭和自轉車 クロースアップ」カレンダー 
 
shine【販売開始 限定品】shine

限定販売品
ヤフーオークションに
2010年「昭和自転車」オリジナル・カレンダー (実用車)」
検索して下さい。
Img_9352

2009年10月11日 (日)

2010年 「昭和自轉車 クロースアップ」カレンダー(完成)

先週のカレンダーがまもなく完成のつづき。

「2010年のカレンダー」は完成しました。
2009年手作り昭和自轉車カレンダーと違って完成車ではなく、月別に昭和自轉車の特徴(良さ)を紹介します。
何年先のことですが、いつか、国内・海外の自転車が好きな方のために、当時の日本製実用車の素晴らしい物造りを写真集にまとめたいと思っております。

カレンダーのタイトルは「昭和自轉車クロースアップ」。
今回は月別に昭和自轉車の特徴の写真とその特徴の説明も付けました 。

カレンダーとその内容を少しだけ覗いてみましょう。

表紙 (サイズA4 横)
Img_9352_2

作成者の紹介(1ページ)
2008年12号のCYCLE SPORTS雑誌掲載のインタービュー(1ページ)

1月: 七宝焼きバッジ 下記
 (2010年1月の隣に説明があり)
Img_9351_2

6月:3層塗装と風切り(マスコット)下記
Img_9350_3

これ以上紹介すると楽しみがなくなります。

今週、印刷と製本作業に入ります。
来週につづく・・・

2009年10月 4日 (日)

2010年のカレンダー(まもなく完成)

昭和自轉車との出会いから、まもなく3周年になります。
昨年、写真集が欲しくて、探しに探しましたが存在しないようです。
存在しないならば、自分で作ればいいと思って資料や写真など集め始めました。
まだまだ本になる材料はなくて、取り合えず、自分のために昭和自轉車カレンダーを作成しました。

これは予想もしなかったきっかけとなりました。
元々販売目的ではなく、昭和自轉車が趣味なので1冊手作りしました。
ブログに手作り昭和自轉車カレンダーを載せたら、「そのカレンダーはどうやって買えますか」とか「僕も欲しい」とか「3冊下さい」などの連絡が殺到しました。

多摩川自転車フリーマーケットに出したら、全部売れてただけではなく、あの有名なCYCLE SPORTS雑誌に僕のインタービューが掲載されました。

「2010年のカレンダー」はまもなく完成します。
昨年と違って完成車ではなく、月別に昭和自轉車の特徴(良さ)を紹介します。
いつか、国内・海外の自転車が好きな方のために、当時の日本製実用車の素晴らしい物造りを写真集にまとめたいと思っております。

カレンダーのタイトルは「昭和自轉車クロースアップ」。
今回は月別に昭和自轉車の特徴の写真とその特徴の説明も付けました 。

Img_9348_2

月別に特徴のアップ写真と説明が付いています。
まだ編集中です。
完成させるのが忙しくて、来週より細かくご紹介いたします。

お楽しみに。

2009年9月26日 (土)

ゼブラ自轉車 (⑤最終回)

古い自転車の各パーツには社名・社ロゴが付いています。
製品に誇りを打ち込んでいたからでしょうか。
1台だけで50箇所前後に社名・社ロゴが付いています。

先週まで社名・社ロゴ社名・社ロゴの合計48箇所を紹介しました。

最後に革サドル・リア泥除けバッジ・荷台・スタンドを見ます。

シートポストのボルト(頭部に社ロゴ)1

サドルに「Zebra Bicycle」と社ロゴのバッジ。Dscn2159

少し分かりにくいが、サドル両側の革に「セブラ」の刻印。
8

下記の写真に社ロゴ・社名は5箇所もがありますが、分かりますか。Dscn2148
(上記写真: 荷台のバッジ、リア泥除けステーの固定六角ネジの頭部(2本)、リア泥除けバッジ、ZEBRAデカール)

下記の写真には社ロゴ3箇所もありますが、分かりますか。Dscn2146
(上記の写真にバンドブレーキ、泥除けステーのV部、スタンド)

バンドブレーキと泥除けステーの社ロゴ刻印。
Getattachment

スタンドの社ロゴ刻印。
Dscn2188

鍵もオリジナルでゼブラロゴ付き。
Dscn2147

反射板の固定ネジの頭部に社ロゴ。7

先週まで48箇所。

シートポストのボルト(頭部に社ロゴ)
サドルに3箇所
荷台のバッジ
リア泥除けステーの固定六角ネジの頭部(2本)
リア泥除けバッジ
ZEBRAデカール
バンドブレーキ
泥除けステー
スタンド

反射板の固定ネジの頭部(2本)

総合計:62箇所

石川さん、写真を送って下さってありがとうございました。

もし、古い自転車(運搬車・実用車など)お持ちの方がいらっしゃれば、是非愛車のお写真を送ってください showajitensha@hotmail.co.jp



 

2009年9月19日 (土)

ゼブラ自轉車 (④)


ゼブラ自轉車の続きです

先週、ハンドル、ベル、前ブレーキ、ヘッド、握りの部分を見ました。
今回、フレームとチェーンケース。

古い自転車の各パーツには社名・社ロゴが付いています。
製品に誇りを打ち込んでいたからでしょうか。
1台だけで50箇所前後に社名・社ロゴが付いています。

先々週、前車輪と先週フロントブレーキ及びハンドルの部分を合わせて社名・社ロゴの合計26箇所。

トップチューブにオリジナルフレームカバーに社ロゴと社名数箇所。
保険証メダルの両側に社ロゴ。
ヘッドチューブの下半分に社ロゴ。
ダウンチューブにオリジナル巻紙まだ付いています。Dscn2157

シートチューブに社名・社ロゴバッジ3枚
リア泥除けに社ロコ刻印。
Dscn2143

ボットムブラケットはコッター式。
クランクアームのコッターピンカバーに社ロゴ。Cotterforbottom

チェーンケースの目玉にもクランクアームにも社ロゴ・社名。
Dscn2136

ペダルキャップに社ロゴ。
Dscn2180

面白いことにチェーンケースが上半分と下半分のツーピーススプリットケース。Splitcover

クランクに注目。
クランクの内径デザインが社ロゴそのもの。
このような普段見えないところにも社ロゴ。Dscn2133

チェーンケースのチェーンステーブラケットの固定金具に社ロコの刻印。
リア泥除けステーのV部に社ロゴ刻印。
Dscn2170

チェーンケースにZebraのプレート。
チェーンケース上半分に社ロゴの刻印。
Dscn2137_2

リアハブに社ロゴ。
チェーンケースのブロンズ色ネジはチェーンオイルの注入口。Dscn2163

前車輪と先週フロントブレーキ及びハンドルの部分を合わせて社名・社ロゴの合計26箇所。

フレームカバーに社ロゴと社名数箇所。
保険証メダルの両側(2箇所)
ヘッドチューブの下半分
シートチューブに社ロゴ・社名バッジ3枚
リア泥除けに社ロコ刻印
クランクアームのコッターピンカバー(x2)
チェーンケースの目玉
クランクアーム(x2)
ペダルキャップ(x2)
クランクの内径
チェーンケースのチェーンステーブラケットの固定金具
リア泥除けステーのV部(x2)
チェーンケースにZebraのプレート。
チェーンケース上半分に社ロゴの刻印。
リアハブに社ロゴ
22箇所

累計: 48箇所

来週、最後に革サドル・リア泥除けバッジ・荷台・スタンド

2009年9月13日 (日)

ゼブラ自轉車(③)

先週紹介した未使用(新古品)ゼブラ自轉車を見てみたいと思います。
先週、前車輪の部分を見ました。
今回、ハンドル、ベル、前ブレーキ、ヘッド、握りの部分。

古い自転車の各パーツには社名・社ロゴが付いています。
製品に誇りを打ち込んでいたからでしょうか。
1台だけで50箇所前後に社名・社ロゴが付いています。

先週の前車輪部分に社名・社ロゴの合計17箇所。
引き続いて前ブレーキに社ロゴと「ZEBRA」刻印されています。

Dscn2138

ライトのブラケットにもゼブラ社ロゴと「ZEBRA」が書いてあります。
ヘッドにバッジ3つもあり、その内菱型の1枚には社ロゴと「ZEBRA」。
下のバッジにZEBRA。
Dscn2142

ハンドルの部分にゼブラ社ロゴがくっきり見えます。
Dscn2175

ベルもオリジナルでゼブラ社ロゴが付いています。Dscn2176

握りに「ZEBRA」
Dscn2149

先週前車輪の合計17箇所。
今回、フロントブレーキ2箇所。
ヘッド部3箇所。
ハンドル1箇所
ベルに1箇所
握り1箇所x2本
総合計26箇所。

次回はフレーム,チェーンケース、クランク、ペダルを見てみましょう。

2009年9月 6日 (日)

ゼブラ 自轉車(②)

先週紹介した未使用(新古品)ゼブラ自轉車を見てみたいと思います。
まず、前車輪の部分から。

古い自転車の各パーツには社名・社ロゴが付いています。
製品に誇りを打ち込んでいたからでしょうか。
1台だけで50箇所前後に社名・社ロゴが付いています。

このゼブラ自轉車はめずらしくダークブラウンです。
前泥除けの先端に社ロゴが浮き上がり、その後ろにメッキの風切りDscn2196

Dscn2139

前車輪に ゼブラ自轉車と書いてあり、社ロゴもあります。Dscn2155

泥除けステーバッジに「ZEBRA」と社ロゴあります。
各々固定六角ネジの頭部にも社ロゴ
(↓をクリックして六角ネジの頭部に注目)
Dscn2187_2

分かりずらいですが、フラップに(赤い丸)にも社ロゴ。Dscn2189

前車輪のハブにゼブラ社ロゴと「ZEBRA」刻印さえています。
両側の泥除けステーの先端にも社ロゴの刻印があります。
Dscn2174

前車輪と泥除け・泥除けステーバッジ・六角ネジ・フラップだけで社ロゴ・社名(ゼブラ或いはZEBRA)は17箇所もあります。
未使用品でフレームにまだ巻紙が付いています。

次回はハンドル、ベル、前ブレーキ、ヘッド、握りの部分を見てみましょう。

2009年8月30日 (日)

ゼブラ 自轉車 (①)

ゼブラ自轉車のルーツは人力車にあります。
ゼブラ自轉車製作所の創設者「高橋長吉氏」は人力車を製造していたようです。
明治35年(1903年)ごろに英国の自転車をより良くして「セブラ號」及びゼブラ自轉車製作所が誕生しました。

以前にもゼブラ自轉車を紹介しました。
ゼブラ自轉車の歴史は長く、昭和44年(1969年)ごろ光風自転車と合併して「ゼブラケンコー自転車(株)」に変わりました。

ゼブラのマークです。
面白いことに、昔は保険証もセブラ・マークの形でした。
Img_7877

Img_7878

今回ご紹介する自転車は、ブログの知り合いの石川様の自転車です。
(写真の上をクリックして拡大します。)

Dscn2201_2 Dscn2204_2

オリジナルフレーム巻紙が付いていて「未使用」つまり新古品です。
どこかで50年以上眠っていたのですね。
通常は「黒」ですが、これはめずらしくダークブラウンです。

Dscn2218_2 Dscn2221_2

この自転車は今まで見たこともない構造があります。
次回、オリジナルパーツをクロースアップで見てみたいと思います。

お話が変わりますか、「どこで古い自転車を見つけますか」という便りをよくいただきます。
ヤフーオークションは一つ。
ジャンクとして出品のものを落札して甦らせます。
古くて部品交換が必要ですが、千円から出品されるものもあります。
一つの例として「千円からのもの」現在出品中:
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e91523622

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