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2008年1月19日 (土)

グリースニップル

自転車の回転部分を効率良く回転させる為にボールベアリングが用いられています。
ボールベアリングは、回転する軸と固定されたフレームとの間の摩擦を減らし、軸が円滑に回るような働きをしています。
ボールベアリングは前のハブ、ヘッドセット、ペダル、BB(ボトムブラケット)、ペダル、リアハブ、フリーホイールに使われています。
古い実用車にグリースニップルがたまに付いています。
グリースニップルというのはボールベアリングにグリースを入れるための注入口。
今まで見たことがあるのは前輪のハブ、リアハブとボトムブラケット(BB)。
このグリースニップルのお陰でハブ、BBを分解せずに楽にグリースアップできます。

Dsc05615_2先月手に入れたばかり水谷輪業の「セラフ」
まだ届いた状態のまま。

今後少しずつ分解・修復予定。

Dsc05616_2リアハブ。

写真のようにハブに縄を付けてハブが回転しながら縄で汚れを落としていつも綺麗。
約50年経ってもまだ綺麗でその縄が効果がある証拠。

Dsc05623_9Dsc05624_7

セキネのBBにグリースニップル

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コメント

あのオクで出ていたセラフ落札したんですね~??

不思議なことに、楽に落札してかなりのバーゲンでした。入札はもう一人はいたが、競わなかったです。

 ボールベアリングも、長年使っていると、やっぱりすべりが悪くなっていくのでしょうね。
 そこに油を差す注入口があるというのが、いかにも昔の自転車らしいな…と思います。
 今の自転車は、恐らく気密性が高いベアリングを使っているでしょうし、痛んだら取り替えるという発想なので、そういった発想にはならないと思いますから。

 また、新たな自転車とめぐり合ったのですね!
 なにやら、他の自転車の初期状態に比べると、かなり状態が良いように感じられます。
 これは、整備が楽しいかも。

見てましたよ!2万チョィで落札しましたね!

入札しようかまよいましたよ(笑

そうですね。現代の自転車はカセットベアリングもあり、汚れにくくて長持ちします。
4号車も早く時間を作って甦らせたいと思います。

入札のご遠慮をありがとうございました。(笑)

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