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2008年5月11日 (日)

「雑種号」への第二報告

完成まで長い道程です。
というのはパーツが中々見つかりません。
まあ、遊び半分だから、あれこれやってみて、失敗したらそれも一つの勉強です。

先月、年に2回ほど行われる多摩川自転車フリーマーケットに行ってきました。
いろいろな方に出会い、情報交換が出来て、行って良かったです。
特によかったのは、愛車に乗って来た方が多くて最新技術の自転車やレストアされた古い自転車をいろいろ拝見出来て勉強になりました。
その中に、3段内装変速機付きでとても古いラレーロードスターがありました。
変速機が付いている日本製の古い実用車はあまり見かけません。
そこで、せっかく遊び半分で「雑種号」を作ろうとしているなら、変速機も付けてみることにしました。
オークションで1949年製造されたSturmey Archerハブを落札しました。
2be3_1
まず、車輪を組み立てました。

リムは100年以上前からリム製造「新家工業株式会社(ARAYA)」の古くてライン入りBE(Beaded End)26吋、40穴のもの。「IZK」→ 石塚自転車製作所(台東区)の刻印付き)
このような古いライン入りでメーカー刻印リム鉄製のBEリムが実に綺麗です。
下記も写真の「新家工業株式会社」の「会」に注目。

Img_0540_3

タイヤは「三ツ星ベルト株式会社製」(会社の「会」に注目)
26x1 3/8 BEタイヤ

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スポーク長さの計算はオンラインで計算したら、268mm。
スポークネジとリム穴に少しオイルを塗り、準備OK。
Img_0543_2 Img_0544_2 Img_0530_5
 
スポークを組んで(省略)
Img_0553 Img_0557_2 Img_0560_2 Img_0564_2
振れ取り機もいいアジ(笑)

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タイヤを付けてホイールが完成!
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問題は、「雑種号のフレーム(セキネ・ビヂネス号フレーム)」に付けられるかどうか?。

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コメント

1949年式のスターメーアーチャーですか~
こりゃまた凄いモンが出てきましたね。

内装変速機付きハブに組み替える・・・
これは実用車ファンなら、考えた事がある人は多いと思います、成功をお祈り申し上げます。

ところで、シフトレバーが付くのは
ハンドルですか? それともフレーム?

寸法の違いなどいろいろあるが、やってみます。
祈ってくださってありがとうございました。

Sturmey Archerは主にシフトレバー2種類をつくっていたようです。
①「Quadrant」
トップチューブに付けるタイプ
(今回これを雑種号につけます)
②「トリッガー」
ハンドルに付けるタイプ
写真は下記のリンクをクリックしてください。
http://genetics.mgh.harvard.edu/hanczyc/pdfs/satriggers.pdf

資料をありがとうございます、興味を持って拝見いたしました。
トップチューブに付くシフトレバーはシンプルでいいですね、すっきりとしたロッド・ブレーカーにぴったり。

トリガータイプも年式が古い物は美しく、新しくなるにつれてダサク見えてしまうのは私だけでしょうか。

私のは72年式・・・結構ダサイんです・・・。

いいえ、ネ・リーマさんだけではありません。
古いものが頑丈で一目で分かるものもあります。
品質がいいものを長年使用すると味が出てくるのが素晴らしいこと。
英語でぴったりの言葉がないので、以前呼んだ作り言葉があります。
それは「Beausage」。「Beautiful + Usage」(美しい+使用し続ける)。
つまり、使えば使うほどそのものの美しいさ(味)が出てくること。中々気に入った表現です。
であれば、使わなくても古くて美しいものは「Furuifuru」(古い+Beautiful)???

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