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2008年6月15日 (日)

Living Library

「雑種号」の前車輪を組みました。

Dsc07284

リム→古い新屋製の未使用ライン入りリム。
Dsc07385

ハブ→古いマルト製の未使用防水32穴・ハブ
(頑丈で綺麗!)
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タイヤ→古い未使用三ツ星ベルト製26x1 3/8耳付き
Img_0578

Dsc07484_2

車輪をフレームに取り付けました。
そこで要注意。

ブレーキパッドは種類によって左専用と右専用があることをご存知ですか。
それは止め金で決まります。

大きく分けるとパッドの止め金は2種類。
①量端に付いている方
この種類は左右にたいして互換性があります。

②片端だけに付いている方
この種類は左右に対して互換性はありません。
つまり、左専用と右専用があります。
Dsc07465x

間違えると大惨事を招く恐れがありますので、要注意。
正しい付け方は止め金が進行方向に向かせるように付けます。

そうするとブレーキを掛けると、止め金はパッドが抜けないように止める機能をちゃんと果たします。
逆に組んだら、ブレーキを掛けると、進行方向に止め金がないため、パッドがスポンと抜ける恐れがあります。
Dsc07460x

元々止め金が片端しか付いていない理由は、パッド(ゴム部分)だけ交換できるようになっているためだそうです。
Dsc07466
現在の軽快車には金具とパッドが一体式、交換する時にパッドだけを交換するのではなく、金具とパッド一体型で交換します。

細かい点ですが、見逃しやすい。
実は、前日(別の自転車)79歳の昭和自転車「Living Library」(※)の匠が指摘して下さいました。

※Living Libraryという英語は、ある専用分野に対して長年経験があり、知識が事情に豊富な人のことです。

雑種号の試運転まであともう少し!

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コメント

ブレーキパッドはスポーツ車でもマフックとかはラバーのみ交換可ですね、勿論方向には気を付けなければなりませんが。

ところで、試乗はされました~?
スターメーの3速(STD)のトップってかなり重いですよね。
スポーツ車的なポジションにして踏み込むと実用車とは思えぬスピードになったりして素敵かも。

昨日、試乗しましたが、いろいろな問題が発生してしまいました。
スターメーのAXLE幅はやっぱり短かい。
実用車フレームに結構無理がありました。
特にスタンドも付けたら、ますます無理でした。
一応無理して付けたが、チェーンラインが合わなくて乗れることは乗れたが、やっぱり気になってやめました。
そこで取りあえず、以前落札した車輪(宮田製内装ブレーキ付きハブ)を付けました。
乗り心地がよくて、パーツは殆ど新古品なので、とにかく静かでスムーズです。
近いうちに写真を載せます。

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