その技を頂きます。
現代はモノが溢れ、製造・物流・資材技術が進み、物が古くなったり、壊れたりしても「直すより買い換えた方が安い」場合が少なくはないと思います。
昔は、今みたいに簡単に手に入らなかったので、大事にしてもつかえなくなったら、お金を掛けずに工夫して「使えるように」しました。
オークションに出品されていた昭和30年代の自転車をよ~~~~~~く見ると「勿体無い主義」、つまり所有者がまだ使えるように工夫(技)したところがあります。
3号機の英隆自転車を落札した時、フレーム以外はかなりひどい状態でした。
サドルは折角オリジナルで(社名・社ロゴ付き)だが、革がかなり弛んでいました。
写真で見た技はサドルの両側に社ロゴの下に5つ穴が開いていて、そこに麻紐が通されていました。
なるほど!
サドルのたるみをなくす技だ!
さっそくやってみよう!
②麻紐通し
靴と同じように麻紐を通す。
ポイント: 狭い方(サドルの前)から広い方(サドルの後ろ)へ通すこと。
ギュッと締めること。
③完成
サドルの弛みがなくなって、くびれが戻りました!
まとめ
作業時間→30分
資材費用→10円
効果→あり(弛まない)
見た目→それほど違和感はない
結果→その技を頂きます!
(人間もメタボがこんなに簡単に直るといいのに)
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大阪のとあるショップはひび割れガサガササドルを甦させる技をもっています
一度、鍋でゆでる 陰干しする 乾いたらサンドペーパーをかける
その後、オイルを塗る
らしいのですが プラスアルファがあるようです
奥が深いです
投稿: tshuichi | 2008年6月 9日 (月) 01時12分
ひび割れガザガザサドルを甦させる技をありがとうございました。
勉強になりました。
投稿: tsuhichiさんへ | 2008年6月 9日 (月) 06時22分
なるほど。
勉強になります。
(^◇^)
投稿: dandan | 2008年6月 9日 (月) 23時29分
あの様なサドルもこの様に回復するのですか~
皮って凄い! いや凄いのは再生技術でしたね。
「皮は肌のお手入れと同じ」の様な事を聞いた事があります。
漠然としてますが言い得て妙です。
投稿: ネ・リーマ | 2008年6月10日 (火) 23時44分
コメントをありがとうございました。
革って本当にすごいですね。
ちゃんと手入れすれば水(雨)を弾いて長持します。
その上とても美しくていいですよね。
投稿: ネ・リーマさんへ | 2008年6月11日 (水) 06時31分