あの時代あの自転車 今なら手に入る(続編)
先週ご紹介した昭和30年代の子供用自転車(20インチ)は、水谷輪業の幻の珍品です。
これはレストアではなく、約50年ほど眠っていた未使用品です。
数少ない生産でこのような「新古品」はないと言っていいほど珍品!
先週にも書きましたこれは「当時の大人用自転車を縮小した自転車そのもの」 ←クリック
小さなハンモック革サドルがカワッコイ=カワイイ+カッコイイ
(とても約50年前と思えないツヤ)
BEタイヤ20インチ
「大成ゴム工業株式會社」←会社の「会」は古い「會」という字。
BEリムと黒いスポーク!
有名な水谷輪業社ロゴつきハブ
綺麗なピカピカメッキと黒いエナメルスポーク。
「水谷輪業」クランクアーム
四角ではなく、丸いのは高級!
コッタークランクがこの自転車の年齢を語ります。
コッタークランク
(クランクアームのコッターピンカバーを外しました。
両側の社ロゴ付きコッターピンカバーが付いています。)
握りはセルロイド製
下記の写真をクリックして拡大したらサドルの下にフレーム番号が書いてあります。
「2076」! こんなに桁が少ないフレーム番号が初めて!
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コメント
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お久しぶりです。
いつも楽しくブログ拝見しています。
この子供用の自転車、大阪のシマノ博物館に飾ってある天皇陛下がご幼少の頃に乗られたという自転車に良く似ています。
しかし、このコンディションはすごいですね!
ちょうど僕もヤフオクでフランスのプジョーの
子供用の自転車を見つけて興奮してたところでした。
これです。
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b91559022
きっと当時はどこの国でも子供用とは言え
しっかりと作っていたんですね、
きっと贅沢な物だったんでしょうね。
投稿: とみぃ | 2009年4月11日 (土) 00時03分
いやはや、50年間眠っていたとは・・・驚きです!
私やリチャードさんが生きてきた年数以上ですよね。なんか想像がつきません(^^;)。
子供用なのにこの豪華さですから、当時としては相当な贅沢品だったことでしょうね。
今で言うと、子供に中型のオートバイを買い与えるような感じでしょうか。
うちの子供が大きくなったらこんな自転車に乗せたいですねー。
さて、私の軽運搬車ですが、いよいよ今週末に組めそうです(^^)。早く乗ってみたい!!!
完成したら写真お送りしますね。
では。
投稿: サフブル@愛知 | 2009年4月11日 (土) 00時46分
お久しぶりです。
大阪のシマノ博物館に行ったのは10年前ですが、印象的でした!
とみぃさんは外国製も好きできっと名古屋のプライベートコレクターである「サイクル ギャラリー ヤガミ」もいいです。こちらはまだ行ったことはないですが、八神氏に連絡を取ったことがあり、頂いた資料によると結構凄そうです。
http://www.ncvb.or.jp/contents/sightseeing/view/index.php?m_seeid=dfqrzJLV
昔の自転車作り本当にしっかりしていましたね。
あのプジョーを拝見させていただきました。
これもまたすご~~いですね。
フレームが凄すぎます。あのタイヤや泥除けの幅。
追伸: Tommy’s Angelsによろしく
投稿: とみぃさんへ | 2009年4月11日 (土) 02時14分
生産量は少なくて、当時にかなりの贅沢品でしょう。だから売り残ったかもしれません。
週末にいよいよ組み立てですか。これは楽しみでしょう。早く乗ってみたい気持ちがよく分かります。こちらは完成する度に、早く乗ってみたい気持ちはまるで初めて自転車乗れるようになった子供の頃の楽しみさのようなものです。
是非愛車を拝見させて下さい!
投稿: サフブル@愛知さんへ | 2009年4月11日 (土) 02時22分