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2009年5月

2009年5月31日 (日)

風切り (プレート式)

先週の風切りのつづき。
風切りを大きく分けると2種類。
プレート(看板)式とフィギュア式。

プレート式は名前のように鉄板から切り抜かれ、塗装でメーカーの名前や社ロゴが表示。
プレート式の中に最も多いかたちはこの山型というかたちです。
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ミツワ自転車 (Tさんからの譲りもの)

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セキネ自転車 (Tさんからの譲りもの) 

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ゼブラ自転車

山型のかたちが多いが、個性があるデザインもあります。Img_8382
月キリン自転車 (Tさんからの譲りもの)

セルロイドで出来ているものもあります。
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勝号自転車 (Tさんからの譲りもの)

少しヒューマーラスのもあります。ウンパイヤー号?
(Tさんからの譲りもの)
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101年程の長い歴史がある日米富士は様々な風切りがあります。
会社のロゴ「富士山」の形です。
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日米富士の鬼号

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日米富士の鬼号 

次回はフィギュア式の風切り。

2009年5月24日 (日)

やっぱり風切りですよね

昭和自転車はいろいろな特徴があります。
ロッドブレーキ、セルロイド握りBEタイヤBEリム革サドル回転ベルバッジゴムペダル、コッターピンカバー、ハブグリースニップル等など。
しかし、一番大きい特徴は(つまりもっとも現代自転車にないのは)やっぱり「風切り」ですよね。

風切りというのは前車輪の泥除けの先端に飾ってあるマスコットです。
現在、高級車のベンツやジャガーのボンネットにまだ見かけますが、自転車の場合は昭和40年代フロントカゴの取り付けやコスト削減及び時代御流れで除々に消えて行ってしまいました。
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風切りは自転車の製造会社の顔であり、自転車そのものの顔です。
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これは今年レストアした、昭和30年のマグネット号の風切りです。
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ロケットや羽などのように、スピードを連想させる風切りが多いです。

戦前の風切りは、もっとシンプルの方が多かったようです。
こちらは先ほど紹介した同じマグネット号の戦前版。
「国→國」・「号→號」の古い戦前の漢字。
「M」の切り抜きがオシャレな感じもします。
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去年、手に入れた光フレームをレストア予定ですがまだパーツを探しています。
パーツを探している間に手に入れた同じ光自転車の風切り3点。
【写真をクリックして拡大して比べ合って下さい。】
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2009年5月16日 (土)

昔の責任保証 

annoy工芸品。
昭和20年代後半~30年代前半の日本製自転車のことです。
一個一個の部品に誇りを打ち込んでいる証拠として、すべてと言っていい程の部品にメーカーの社名か社ロゴがあります。

現在「MADE IN JAPAN]というのは「品質が高い」と同じ意味です。
日本製の自動車や家電製品の品質がトップクラスなのは世界でよく知られています。
しかし残念ながら、ちょうど50年前に日本はイギリスを抜き、英国型自転車としては世界一番良いものを作って輸出していたことはあまり知られていません。

戦前から昭和30年代まで多くの自転車は「責任保証」が自転車に付いていました。
下記の写真は「丸嘉自転車のミドー号」です。
トップチューブにメダルのようなものがぶら下っているものが「責任保証」です。
shine写真をクリックして下さいshine
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これが「責任保証」です。
Photo 

この「責任保証」は風切りと同じように戦前から多くの自転車に付いていましたが、40年代に入ってだんだん消えて行ってしまいました。
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「バルーン自轉車」の責任保証(表)
(これはTさんから譲って下さいました。)

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「バルーン自轉車」の責任保証(裏)

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「三馬自転車」の保証(表)
オシャレなデザイン。

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「三馬自転車」の保証(裏)

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「ゼブラ自轉車」の保証(表)
ゼブラ自転車の社ロゴの形でなかなかいいですね。

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「ゼブラ自轉車」の保証(裏)

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日米商店の 「富士宣傅号」(表)
上半分には富士山、「日本一」と太陽。
下半分には「FUJI」と桜、そしてプロペラに「富士宣傅号」。
一度でいいから、この責任保証が付いていた 「富士宣傅号」を見てみたい!
しかし、何でプロペラが付いているのか謎。
「日米富士」に詳しくお分かりになる方がいらしゃいましたら、是非教えてください。

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日米商店の「富士宣傅号」(裏)

shine皆さんの愛車にこのような「責任保証」が付いていたら、是非写真を送ってください。shine
camera showajitensha@hotmail.co.jp

2009年5月10日 (日)

多摩川自転車フリーマーケット

少し前のことですが、4月18日(土)に多摩川自転車フリーマーケットに行って来ました。

多摩川自転車フリーマーケットは年に2回(春と秋)開催されます。
多摩川の関戸橋で4月と10月の第3土曜日。

前回(2008年10月)初めて出店して、手作り昭和自転車カレンダーの売れ行きが好調でした。
おまけにあの有名な自転車雑誌「CYCLE SPORTS」の記者にインタビューされ、2008年12月に取り上げられました。
Censored

今回も天気が良くて自転車が好きな方が大勢いました。Img_8007

今回は、古い自転車の部品探しが目的でした。
せっかく行くなら、少しでもより多くの方に古い自転車の良さを分かってもらうため、マグネット号に看板を付けてブログを少し宣伝しました。Img_8013

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足を止めて名刺を取ってくれた方は100人を上回りました。
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古い部品、鍵を2個手に入れました。
鍵のかたちに特徴があります。
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古いもののわりに、鍵自身の仕掛けがかなりモダンなコンセプト。

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これはまさに「鍵らしい鍵」ですね。
先端をよく見ると、凸凹がすごい。
77年前に建てられたアメリカの祖母の家の各部屋に、似たような鍵が付いてました。 



 

2009年5月 3日 (日)

ゼブラ自転車

先月ゼブラ・ケンコー自転車をレストアしました。
確か以前ゼブラ自転車の記事を書いた覚えがあって、調べたら「下書き」そのまま。
せっかく、写真を送って下さったM さん、
大変遅くなって申し訳ありませんでした。

Mさんはなんと古い自転車4台もお持ちで…

全車ゼブラ号だそうです!!!

古き良き日本ものづくりを語る工芸品自転車を集めている人がいることは、とても嬉しい!
高級のゼブラ号の自転車で、博物館の展示品状態でびっくり!
このような状態ならば、やっぱり室内に飾りたくなりますよね。

ゼブラ号は1903年に初めて発売されて、歴史が長い自転車製造会社。
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①ゼブラ号の風切り(←クリック)
②前泥除けのゼブラ社ロゴの刻印(←クリック)

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③ヘッドバッジ(3つ)

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④フロントフォークに注目
フォークの先端にメッキされています。
これは「剣先」と言われたそうです。
高級自転車の証拠の一つ。

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⑤リアブレーキはバンド式ではなくドラム式(内装)ブレーキ
⑥リア泥除けステーにゼブラ社ロゴつきだけではなく、黒塗装とゴールド色ライン入りで締まります。

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⑦この荷台のデザインや作りがたまりません!
バネに注目!
大きなゼブラ社ロゴとゴールドバッジもいいですね。
⑧泥除けステーのバッジに社ロゴ付き六角頭のネジ。
⑨下に菱の形のはゼブラ自転車バッジです。
シールではなくバッジがこの自転車の古さを語ります。

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⑩シートチューブに注目
よく見るとパイプに浮き上がりゼブラ社ロゴが見えます。(JISマークの真下)
バッジは2つも付いています。
⑪リア泥除けにゼブラ社ロゴの刻印
⑫トップチューブの革製カバーはオリジナールかどうか分かりませんが、カッコイイ

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⑬前泥除けのステーにのフラップにもゼブラ社ロゴつき。
このフラップはゴールドのような色で珍しい色です。

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革製サドル
⑮ヘッドラグにゼブラ社ロゴ

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⑯チェーンケースの目玉にゼブラ社ロゴ付
⑰コッターピンカバーにもゼブラ社ロゴ(もちろんコッターピンカバーにはマイナスネジ)
⑱クランクアームにもゼブラ社ロゴ。
⑲チェーンケースにゴールド英文字で「Zebra」文字プレート。

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⑳純正のセブラ回転式ベル (←クリック)とセルロイドグリップ (←クリック)


実に素晴らしいいです。
「Mさん、写真を送って下さってどうもありがとうございました」                   
A geat big thank you goes out to M-san for sharing his photos with us!
If you would like to share your photos with other enthusiasts please send them to me at the following address: showajitensha@hotmail.co.jp 

もし、古い自転車(運搬車・実用車・軽快車など)お持ちの方がいらっしゃれば、是非愛車のお写真を送ってください。showajitensha@hotmail.co.jp

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