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2009年7月 5日 (日)

連結器

初めて日本に来日したのは、1982年。
当時、リアカー付き自転車で古新聞やダンボールを収集していたお爺さんは少なくはありませんでした。
P3281978
 
リアカー付き自転車が消えたと思ったら、最近、クロネコヤマト宅急便リアカー付き自転車を見かけます。
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昔の実用車とリアカーを結び付く金具は「連結器」 と言います。
Img_8669

シート・ポスト・ボルトを緩めて、ポストを外し、連結器の穴に差し込んで取り付けます。Img_8692

リアカーのハンドルに穴があって、連結器のピンを引き上げて、
リアカーのハンドルの穴とピンの位置を合わせるだけです。
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種類は2つありました。
長い方と短い方。 
Img_8663

長い方はハンモック・サドル
短い方は75型(バネ付き)サドル
Img_8661_2

昔の実用車とリアカーを結び付いた連結器は丈夫で重要な役割を果たしました。
当時(50年前) ハンモック・サドル用の長い方は75円。
75型(バネ付き)サドル用の短い方は65円。

これは自転車文化センター所蔵の写真です。
私にとって、この一枚は当時の日本人魂を表します。
当時の日本人に脱帽!!!

Hard_core_japanese_bicycle

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コメント

この頃の自転車(特に運搬車)にリヤカーは
外せないですよね。
実はカントリー号を入手するときに、サイドカーが
一緒についていたのです。
本当は欲しかったのですが、さすがに保管場所も
無いし、あきらめて自転車だけ売ってもらったのです。と言っても昭和40年代のものですけどね。
リヤカーやサイドカーは本当に趣があって
いいですよねぇ。

サイドカー付きのが欲しいな~~。
でも、おしゃる通り、保管場所がなくて困ります。

家を建てる時、天井の高いワークショップ、天井から
自転車何台も吊れるように考えています。
あるいは、田舎に行って倉つき古民家を買って、倉をワークショップに。
するとサイドカー付きも、リアカー付きも保管へ。

パーツや自転車が増える一方で困りますよね。

「田舎に行って倉つき古民家を買って、倉をワークショップに。するとサイドカー付きも、リアカー付きも保管へ。」うーん、いいですねぇ。
密かに私の理想です。本当は家も古い趣のところに住んでみたいと、ずーっと思っています。
でも、現実的には難しいですね。
第一、ヨメの理解は絶対に得られません(^^;)。
期間限定でも良いので、本物の古民家に
住んでみたいものです。

古い家もいいですね。
木製が多くて、木目にたまらない。
古い木製家具も照明器具も大好きです。

夢を実現させるのは錆だらけでぼろぼろ自転車のレストアと同じようなものかもしれません。
ムリのように見えるが部品を一個々甦らせて、難点を一つ一つ乗り越えて完成させます。

本人は潰さない限り、夢は潰れない?
嫁に潰されない限り、夢は潰れない?

持ち手が松葉のリアカーは珍しいですね。
私は溶接機で普通の大型リアカーを小型に改造して持ち手も松葉に改造しました。
やはり運搬車・実用車で牽引もしくは、黒い昔のオートバイ型原動機付き自転車での牽引がいいですね。味があります。

リアカーはやっぱり実用車・運搬車に似合いますよね。自分で大型リアカーを小型に改造して持ち手も松葉に改装してなんてすごい!
写真を見てみたい!

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