ゼブラ 自轉車 (①)
ゼブラ自轉車のルーツは人力車にあります。
ゼブラ自轉車製作所の創設者「高橋長吉氏」は人力車を製造していたようです。
明治35年(1903年)ごろに英国の自転車をより良くして「セブラ號」及びゼブラ自轉車製作所が誕生しました。
以前にもゼブラ自轉車を紹介しました。
ゼブラ自轉車の歴史は長く、昭和44年(1969年)ごろ光風自転車と合併して「ゼブラケンコー自転車(株)」に変わりました。
ゼブラのマークです。
面白いことに、昔は保険証もセブラ・マークの形でした。
今回ご紹介する自転車は、ブログの知り合いの石川様の自転車です。
(写真の上をクリックして拡大します。)
オリジナルフレーム巻紙が付いていて「未使用」つまり新古品です。
どこかで50年以上眠っていたのですね。
通常は「黒」ですが、これはめずらしくダークブラウンです。
この自転車は今まで見たこともない構造があります。
次回、オリジナルパーツをクロースアップで見てみたいと思います。
お話が変わりますか、「どこで古い自転車を見つけますか」という便りをよくいただきます。
ヤフーオークションは一つ。
ジャンクとして出品のものを落札して甦らせます。
古くて部品交換が必要ですが、千円から出品されるものもあります。
一つの例として「千円からのもの」現在出品中:
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e91523622
« 甘い話 (ミルキー号) | トップページ | ゼブラ 自轉車(②) »
「昭和レトロ自転車 (Vintage Bicycles)」カテゴリの記事
- Sprung Leather Bicycle Saddles (Part 1)(2020.05.09)
- 出前(2020.04.26)
- Meal Delivery(2020.04.11)
- Gold Mitsuuma ‶Junk or Jewel″ (Part 5)(2020.01.17)
- 自轉車 (子供の本 昭和17年出版)(2019.08.18)
「日本語の記事 (Postings in Japanese)」カテゴリの記事
- ヘッドランプ 第6回(2023.03.05)
- ヘッドランプ 第5回(2023.02.12)
- 日米冨士冊子 昭和11年【後半】(2022.09.04)
- 日米冨士冊子 昭和11年【前半】(2022.08.07)
- 「昭和自轉車トークライブ」➡ 2022年7月10日(日)(2022.06.27)
お久しぶりです(^^)。
いやー、このゼブラは新古品ですか?
とってもピカピカでまるで新車ですね。羨ましい。
こういう車両もまだ存在するのですねー。
50年近くも前のモノなのに・・・、凄いことです。
私の花菱は、残念ながらまだ手がつけれていませ
ん(^^;)。まぁ時間に余裕が出来たときにでもゆっくりレストアしたいと思います。
リチャードさんの最近のプロジェクトは何かありますか?またブログで紹介されるのを楽しみにしています。
では。
投稿: サフブル@愛知 | 2009年8月30日 (日) 21時41分
おひさしぶりです。
未使用(新古品)を見つけるのは中々ないですよね。
これはめずらしい構造があります。
少しずつ紹介します。
今のプロジェクトは昭和自転車手作りカレンダーです。
去年昭和自転車カレンダーを作成してhttp://chikutakurinrin.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/2009-bb8b.html、購入して下さった方からもう既に「2010年カレンダー」を作って欲しいという連絡がありました。
去年と同じものだったらつまらないので、完成車の代わりに「昭和自転車クロースアップ」、つまり特徴(風切り、バッジ、保険証、など)を月別に紹介するようなカレンダーを作成しはじめました。
花菱号のレストアは急がずに。
新しい家族もできて倍くらいお忙しいでしょう。
私の場合もそうですが、プロジェクトをし始めたら早く完成したくなるが、完成したら淋しい。
「待つうちが花」。
どのようにレストアするか考えるだけで結構楽しい面もありますよね。
投稿: サフブル@愛知さんへ | 2009年8月31日 (月) 00時42分
わー、2010年のカレンダー作るのですかぁ? 私も是非とも欲しいです。出来上がったらブログで紹介して下さい。楽しみです!
投稿: サフブル@愛知 | 2009年9月 2日 (水) 07時03分