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2009年12月19日 (土)

反射板 【②】

先週反射板の枠に社名・社ロゴの刻印の例とガラス製の反射板を見ました。

このブログによく出て来るのは当時のパーツ一つ一つに社名・社ロゴがあります。
しかし、気付きそうもないところ、例えばネジの頭に社ロゴが「そこまで?」と思わせるくらいのところに社名・社ロゴが出てきます。
実は反射板もその一つです。

反射板の枠に刻印があるのは分かります。
しかし、反射板そのものが社ロゴになっているものもあります。
これは表面ではなく反射板そのものが社ロゴに成型されています。

中央を見ると「Maruka」(丸嘉自転車の社名・ロゴ)が見えます。Img_9279_2

こちらは、昭和自転車2台所有の市原様(愛知県在住)の「花菱自転車」。
「市原式」のBEタイヤ交換の革命的な方法を紹介して下さった方です。
よく見ると中央に花菱社ロゴもあるし、写真の右上に同じ社ロゴがネジの頭部にあることがよく分かります。
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これはSun Rabbitの反射板です。
社ロゴはピョ~ンと飛んでいるウサギ。
(先月KI様の別なサン ラビットはこちらへ
93010549

小野(ONO)自転車
P1060917

銀輪自転車
P1060928

有名な宮田の反射板
P1060916P1060965

メーカー不明
P1060913

メーカー不明
P1060963

昭和20年代後半~30年代前半の自転車の「もの造り」は実に素晴らしい。
このように反射板まで丁寧に作られていました。
まさに「謹製」。
どうりで当時1台は2ヵ月分の給料が掛かりました。

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コメント

反射板の中に社ロゴがある物も
結構あるんですねぇ。
これは花菱自転車を入手してから
あちらこちらの社ロゴを見ていて驚いたうちの
一つですね。
各社いろいろなデザインで見ていても
とても楽しいです。
実際自転車を走らせていても絶対に気付かない
ところなのに・・・、まさに粋ですねぇ。

花菱自転車は昭和自転車の特徴がすべてが付いていてなかなかいい教材です。写真を使わせていただきありがとうございます。
より多くの国民だけではなく、海外の自転車を愛する方々に昭和自転車の素晴らしさを分かっていただけるよう頑張ります。

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