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2010年3月13日 (土)

チェーンケース 後半

Next post will be a new post in English.
Until then "stay trued" and "happy wheels"!

前回の記事はチェーンケースの見所を取り上げました。
今回は昭和30年中ごろまで珍しいスタイルのチェーンケースを見てみたいと思います。
 

前回の記事には三つの目玉(チェーンホイールカバー)のうち一つは 透明なセルロイド製 でした。
しかし、ホイールカバーだけではなく、ケース全体が透明セルロイド製のチェーンケースもあります。

1.島野工業株式會社
島野(シマノ)製の透明なセルロイドチェーンケース。
写真を撮るため、外側半分だけ。
のちほど取り付け固定金具つき 内側半分も見てみます。
P1070494

島野工業株式と書いてあるので、昭和26年以降製造と思われる。
それまで島野鉄工所株式会社。
会社のルーツは大阪府坂井市。

自転車が好きな方ならば、シマノのサイクルセンターはお勧めです。
P1070495

シマノの創業者・島野庄三郎氏が「3.3.3」というフリーホイールを生み出しました。
3.3.3の意味は、本の矛とという数字に結ばれ、創業者の「庄三郎」の
アメリカで「3」はラッキーナンバー。(日本ではラッキー7というようですが)
三つの3ほどラッキーはほかにないでしょう。
島野鉄鋼所のトレードマーク
P1070500 P1070501

P1070504

チェーンケースを組み立てて内側にダウンチューブ・シートチューブに取り付け用の金具が見えます。
P1070509

チェーンステーに取り付け用の固定金具
P1070507

2. 山口自轉車株式会社
山口は大正3年創業。
オートバイ事業の失敗で昭和38年倒産。
その後丸紅山口株式会社に変わり、昭和57年まで。
P1070512

P1070516

よく見ると逆読みと旧漢字が使われいるので、戦前か戦直後。
自の口山 式水防部廻全鋼→鋼全廻転部防水式 山口自車。 P1070518

通常のチェーンケースはここに社名か社ロゴバッジP1070513 P1070520 P1070523 P1070519

3.岡本自転車株式会社
大正時代から岡本鉄工所。
戦後に岡本自転車でノーリツ号という自転車製造。
昭和58年ごろ廃業。
P1070526

P1070529 P1070528 P1070527

以上、チェーンケースの記事になります。
より多くの方々に、昭和20年代後半~30年代前半の日本製自転車はまるで工芸品であることを理解していただけるように頑張っています。
最後に最高の「工芸品」のようなチェーンケースを見ましょう。
残念ながら私は所有者ではありません。

Bicycle Fan というサイトを見てください。
国内外のすごいコレクションがあります。
そのうち、昭和20年代後半30年代前半の「工芸品」のような日本製自転車2台。
「石塚のオープン号」と先ほどいった「工芸品」のようなチェーンケース 片倉のシルク号。. チェーンケース は実に素晴らしい。内側板金で外側はセルロイド製。
金色のチェーンも素晴らしいデザインされたチェーンヒールも見えます。
実にお見事!
当時の職人さんに脱帽!

次回は英語で新しい記事を投稿します。

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