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2010年4月10日 (土)

フレーム カバー

I will be back with a new post in English next week.
Until then "stay trued" and "happy wheels"!

昔の自転車にはフレームカバーが付いていました。

古い自転車を手に入れても、フレームカバーが付いているのは例外と言っても過言ではないでしょう。

スウェードのような布製や革製の高級なフレームカバーもありました。Img_0940

(写真の上をクリック→拡大)
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トップチューブに付いていてフレームも守るし、見た目もいい。
(写真の上をクリック→拡大)
Img_0939

ワニ革製の高級な感じです。
よく見れば、「日米富士」のトレードマークが見えます。
(写真の上をクリック→拡大)
Img_0938

スウェードのような布製「日米富士」フレームカバー
高級感を与えますよね。
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革製の丸石「プレーマ」フレームカバー。
(フレームカバーの付け方に注目→2枚目の写真)
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50年前のスウェード(布製)や革製のフレームカバーは両側に金属のレールが付いています。
Img_0958

裏側を見るとレールがよく分かります。Img_0959

フレームカバーをパイプ(トップチューブ)に巻いて、専用クリップで固定します。
Img_0963Img_0960

レールをクリップの内側にはめておくとフレームカバーが固定されます。
このようにしてクリップを付けます。
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トップチューブに付けた状態。
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昭和20年代後半~30年代前半の日本製自転車が好きなのは、必要以上に作られているからです。
つまり、オーバーエンジニアリングされています。
だからこそ頑丈で長持ちします。

40年代に入ると、ビニール製フレームカバーが多くなりました。
レールやクリップもだんだん無くなり、代わりにシールのようになり、紙を剥がしてペタッと貼り付けました。
同じ機能を果たしているかもしれませんが、スウェードのような布製や革製と比較したら、比べ物になりません。
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こんなにシンプルなものなのに、意外に高級感を与えます。
現代、見かけないのは寂しいですよね。

(写真の上をクリック→拡大)

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