マーク入り(社名・社ロゴ) ②
I'll be back with another English post soon, until then "stay trued and happy wheels".
前回のマーク入り(社名・社ロゴ)① では、
S-さんが送って下さった他に例のない大日本機械工業の光号自転車を見ました。
前車輪の部分だけでマーク入り(光かHIKARIのみ、大日本機械工業対象外)は31箇所。
引き続き、ヘッド、ハンドル、トップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブ、サドルを見てみたいと思います。
光号のバッジは典型的な昭和30年前後のバッジ。
七宝焼製で鮮やかな色ツヤで実に工芸品のようです。
(是非、写真の上をクリックして拡大して見て下さい。)
下記の写真で光ロゴは大きいバッジに一つと下の小さいバッジにもう一つ。(2)
この自転車及びバッジはおよそ55年前。
現代、ヘッドバッジはあまり見かけなくて、まして七宝焼製ヘッドバッジはまずないでしょう。
ランプ・ブラケットにはロゴ一つ。 (1)
ハンドル
当時の高級自転車にはこのようなロッドブレーキのバネ機構を守るハウジングが付いていました。
カバーに光ロゴは一つ。(1)
セルロイド製握りはそれぞれマーク入り。 (2)
ロッドブレーキの握りもセルロイド製で典型的な昭和30年前後を示します。
リアブレーキのテコ。 (1)
マーク入り(社名・社ロゴ)① で見た前泥除け、フォークの金引き線はダウンチューブにも両側両端にあります。(4)
ダウンチューブの中央の両側に"Special Hikari Cycle" と優雅に綴られています。(2)
トップチューブはダウンチューブと同じように金引き線は両側両端にあります。 (4)
トップチューブにフレームカバー付きマーク入り2つと「Hikari Bicycle」. (3)
責任保証にマーク入り (2)
革サドルにはマーク入り5つ。
注意: 上記の責任保証はトップチューブのシートラグの前に見えます。
サドルの両側にマーク入り (2)
ヘッドチューブと同じようにシートチューブのバッジは大きくて七宝焼製。 (1)
注:「大日本機械工業株式会社」の下に「謹製」と書いてあります。
当時の職人さんを表す言葉で、残念ながら現代の製品には見かけない言葉。
シートチューブはトップチューブやダウンチューブと同じに金引き線は両側両端にあります。 (4)
今回はヘッド、ハンドル、トップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブ、サドルの光マーク入りの合計は34箇所。
前回での マーク入り(社名・社ロゴ)①の31箇所に足すと累計は 65箇所。
次回はチェーンケース、クランクアーム、コッターピンカバー、ペダルを見てみます。
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コメント
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私も実用自転車を 整備しています。とても参考になり ありがたいサイトです。これからも 日本の自転車を 大切にしていきたいと思っています。私の勤めている会社の工場には、普通に現役で実用自転車が 働いています。およそ100台以上は、あるみたいですよ。自転車専門の整備課もあるそうですよ。自転車の整備課に栄転したい^^:
投稿: ルナちゃん | 2010年7月 7日 (水) 01時36分
ブログも日本語も至らない点がまだまだ多いが、少し参考になれば嬉しいです。
貴社の工場で100台も?
素晴らしい!
郵便局も車専門の整備課がありますよね。
「自転車の整備課に栄転したい」気持ちがよく分かります。
実用車の整備を頑張って下さい!
投稿: ルナちゃんへ | 2010年7月 7日 (水) 06時15分