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2010年11月19日 (金)

光号を作ろう (パート①)

I'll be back with another English post soon, until then stay trued and happy wheels!

昭和20年代後半~30年代前半の2人の自転車ファン(S-サンW-さん)のお陰で、実にいい状態の光号高級モデルを観賞できました。
これから自分の光号を作ってみたいと思っています。
下記のモデルを目指しています。

Photo

これは2年前にヤフオクで手に入れた純正新古品光号フレーム。
フレームは上記の写真と同じです。
Dsc06870

幸い大部分はまだ巻紙が付いていて、フレームを守ってくれていました。
Dsc06867

まず、半世紀以上のほこりなどを落とすのにお風呂へ。
Dsc06959

未使用ですが、ヘッドやBBのベアリングのグリースが固まっていました。
分解して綺麗にしてグリースをつけました。

BB (前)
Dsc07049_2

BB (後)    ↓   ↓   ↓
Dsc07051

ヘッドベアリング (前)
Dsc07044

ヘッド (後)    ↓   ↓   ↓
Dsc07052

ヘッドチューブ (前)
Dsc06875

ヘッドチューブ (後)    ↓   ↓   ↓
当時の塗装は3層のエナメルでした。
コンパウンド
だけで甦られます。

バッヂ類に注目。
真鍮の「光」バッヂ
紺色の七宝焼「大日本機械工業」バッヂ
Dsc07056

シートチューブ
(大日本機械工業)
Dsc07067

下の写真をクリックして拡大して下さい。
Dsc07053

Dsc07054 Dsc07055 Dsc07063
Dsc07062 Dsc07064 Dsc07065
Dsc07068  Dsc07059 Dsc07060

フレームは出来上がりましたが、パーツは問題ですね。
このモデルの純正パーツを集めるのは相当無理。
従って、別のメーカーで当時の純正パーツを使います。

次回は、当時の純正部品を紹介します。

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コメント

そちらの光号のフレームは、年代が古くてロゴや真鍮バッチのデザインが魅力的ですね!
新生光号がどのような部品構成で生まれるのか楽しみにしております。

私は自転車と日本映画をこよなく愛する者です。
貴重なお写真の数々に感嘆しております。
そこで、映画『青い山脈』池部良さん・杉葉子さん・原節子さんらが乗った光自転車の車種と当時の価格などをご存じでしたら教えていただけないでしょうか?(別のトピックスにも早まって同じ質問をしてしまいました)

フレームはいい状態です。
やっぱりオリジナルで純正光号がいい。
でも、無理なので、当時のパーツを組み合わせてつくってみます。
当時JISがまだ普及最中なので、互換性は五分五分で組み合わせ難しいが、頑張ります!

ブログを拝見しました。
アウトドアだ好きそうですね。

外国人の私には青い山脈という映画は知りませんでした。
しかし、いろいろ調べたらとても有名な映画ですね。
5回ほど(1949年・1957年・1963年・1975年・1988年)作られたようです。
macco34さんがいうのは1949年の青い山脈ですね。ユーチューブで調べたら、ちゃんと光号が出て来るクリップがありました。
http://www.youtube.com/watch?v=bAKmKJxtWZg

素晴らしいですね。
目安は昭和30年前半で当時給料の2ヵ月分でした。
大卒初任給1万円。
自転車は24,000円(ランプとダイナモなし)
なお、6台が出ますが、よく見ると1台もランプやダイナモが付いていません。
当時は、自転車はとっても貴重で高かったです。

早速のご回答、ありがとうございます。
私も改めて1949年の東宝映画『青い山脈』の当該シーンを確認してみました。
おそらく、このトピックスの最初に掲載されている写真のものとほぼ同種の光号ですよね?

それにしても、私の全く知らなかった自転車の世界が広がっていてとても勉強になります。
今後ともちょくちょくアクセスさせていただくので、何とぞ、よろしくお願いいたします。

お久しぶりです。
自転車の組み立ては順調ですか?
当方の方も長い間保管していた(放置と言った方が正しい?)片野自転車の菊帝号を直す日が来ました。
ただ難点がありまして、セルロイドのチェンケースの目玉をどう剥がすかで悩んでおります。タイヤも・・・26×2のサイズなんてチューブ、タイヤ共にまだあるんでしょうか?不安要素がようけあります。

アメリカ生まれの『セ~ルロイド』♪壊れちゃったらなんとしょうです^^
あ、其れと『青い山脈』観たんですか!
大変結構な映画ですよね。
原さんも綺麗ですが私は吉永さんの方がもっと好きです。カラー映画でもありますし^^

自転車の組み立てはなんとか完了しました。写真及び報告は次回。
片野自転車の菊帝号のレストアの始まりですか。
セルロイドは時間が経つともろくなったり、透明であれば変色もします。
チェーンケースの構造はいろいろあります。
見てみないとなんとも言えません。
2インチのBEタイヤはなかなかありません。
オークションもなかなか出ないです。

青い山脈など昔の日本人女優も魅力的ですね。
話し方が女性らしくて女らしさが伝わります。

アドバイスどうも有難うございます。
セルロイドのチェンケースの目玉は変色して?黄色くなっています。
タイヤは在庫が見つかるまでなんとか乗ってみます。運搬車なので最悪バーストするまで乗れるでしょうし・・・

それと今朝、3時起きして菊帝号の修繕しました。
素人が実用車を弄る為、車体の汚れと前輪の錆び落とし、注油だけで3時間近くかかってしまいました・・・まあ、気長にやります。そして今度の府中の自転車フリマまでにそこそこに綺麗にして乗って行こうかと思います。
実用車であの場所に行く人いないだろうなぁ^^

朝早起き愛車に手入れしてお疲れ様でした。
タイヤの件ですが、リムのサイズを確認して、1 3/4インチを使えるかもしれません。
例えば、ヤフオクでこのようなものが出ています。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e109858137
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e105837496

よろしければ、愛車の写真を拝見させて下さい。
showajitensha@hotmail.co.jp

ちなみに、以前こ菊帝号の写真を投稿しています。
http://chikutakurinrin.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_3df8.html

4月16日の関戸橋フリーマに行きますので、お会い出来るといい。

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