« Building my own Hikari (Part 2) | トップページ | Building my own Hikari (Part 3) »

2010年12月 4日 (土)

光号を作ろう (パート ②)

I'll be back with another English post soon, until then stay trued and happy wheels!

昭和20年代後半~30年代前半の2人の自転車ファン(S-サンW-さん)のお陰で、実にいい状態の光号高級モデルを観賞できました。
これから自分の光号を作ってみたいと思っています。

2年以上前に入手した 新古品 光高級フレームを使って、自分の光号を作ることにしました。
但し、フレームがあっても、パーツがありません。
55年以上前のパーツを探すのさえ難しいので、
当時の特定メーカー(大日本機械工業)の特定モデル(光号)の純正パーツを見つけるのは無理に近いでしょう。
結局、純正光パーツはいくつ見つかりましたが、見つからなかった場合はメーカーに拘らずに、当時の純正パーツを使うしかありませんでした。

純正パーツの紹介:

フレーム 純正の高級光l
Dsc07054

風切り
「光」ロゴは赤い部分の中央にも六角ネジの頭にもあります。
Img_7203

ハンドル
セルロイド握り
実はこれを譲ってくれた方は非常に良い状態のヒドリ自転車を持っています。
Img_1926

革サドル
未使用であまり見かけないサスペンション。
両側に光ロゴがあります。
Img_7148

後ろに純正光バッヂも付いています。
Img_7154

純正内ブレーキリアハブ。
P1000264
P1000265P1000266

純正光部品が見つからなかった部分は、昭和30年代のパーツを使いました。
泥除け、チェーンケース、泥除けステー、ペダル、反射板、タイヤ、チューブ、リムなど。

いくつかの例を紹介します。

大同工業株式会社 Roller Chain.
Img_6769

チェーンのリンク一個々に会社名が刻印されています。
Img_6775

エビス フレーホイール
Img_6786

チェーンケース 
昭和20年代後半~30年代前半チェーンケース。
Img_6764

クランクホイールカバーは透明なセルロイド。
Img_6778

BEリム
(関根自転車の刻印)
Img_7201

BE(耳付き)タイヤ
「日本理研ゴム株式会社」
Img_7202 

次回、完成車を紹介します。

« Building my own Hikari (Part 2) | トップページ | Building my own Hikari (Part 3) »

昭和レトロ自転車 (Vintage Bicycles)」カテゴリの記事

レストア関係 (Restoration Related)」カテゴリの記事

日本語の記事 (Postings in Japanese)」カテゴリの記事

コメント

完成おめでとうございます。
違和感なく素晴らしいです。
光純正サドルは狸(たぬき)バネと師匠は呼んでいました。私も333の狸バネ仕様のサドルを所有していますが珍しいですね。

ありがとうございます。
来週、完成車を投稿します。
まあ、しげさんの本物と比べ物になりませんが、一応完成しました。
たしかに、サドルのバネ構造が珍しい。
狸バネですか。
勉強になりました。

メールの返事遅くなり申し訳ありません。
専門の方に尋ねた所、やはりPCの調子が悪い様でした。
とりあえず、以前に撮っておいた菊帝写真が見つかったので送ります。(保険証バッジ?みたいな物は何処かにあるので探しておきます。)
ボロボロなので期待に副えないやもしれませんがご容赦の程に・・・
その他の自転車も写真残っていたら送ります。
しかし、重運搬車は自転車というよりもはや特車ですね。
軽自動車位ならぶつけられても耐えられそうです・・・人間は壊れるでしょうが

コンピュータが直ってよかったですね。
どの古い自転車でもどの状態でもあるだけの写真を送っていただければありがたいです。
必ず勉強になります。
重運搬車はいいですよね。
戦車にぶつけられても、戦車の方が壊れるでしょう!
首を長くして写真を待っています。
よろしくお願いします。

昭和自転車いいですね!
ここ2カ月このサイトを見ているうちに、とうとう私も
自転車を欲しくなって、ついに昨日オークションで
落札してしまいました。到着はまだ先ですが
どんな状態か楽しみと不安でいっぱいです。
はじめてなので、何からチェックすべきか、何処を
から手をつけるべきかわかりません。
良いアドバイスを、どなたか、ご教授ください。

ご連絡をありがとうございます。
安全第一なのでまず、フレーム全体的にヒビが入っていないこと。
フレームは大丈夫ならば、あとは欠品ありなし。
参考になるかどうかわかりませんが、以前「マグネット号」を例として最初から最後まで取り上げました。ブログの検束に「マグネット号」で検索すれば、
分解、メッキ、塗装などなど書いてあります。

http://chikutakurinrin.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-561b.html

あとは悩まずに分からないとき写真付きメールを送ってください。分かる範囲ならば喜んでお教えします。
showajitensha@hotmail.co.jp

ご回答感謝いたします。
うーん、BBの取り外しなんか難しそうですね。
出来る範囲で取り外しでもして、さび取り/磨きあげて、なんて思っていますが、自転車が到着して
状態を見てから、どれだけファイトがわくかですね。

そうですね。まず、現物を確認してから。クランクのコッターピン抜きが少し難しいかもしれません。結構錆びたパーツが多くて分解は一苦労のが少なくはありません。でも、それがあるからこそ、達成感もあります。
私でも良ければ、いつでも相談に乗ります。
写真付メールを送ってくれば分かる範囲で説明します。
新しいご家族の一員は楽しみですね。

自転車到着しました。関根自転車なんですが、フレームには三和自転車工業896-の番号が入っています。状態はとっても良いようで、取り合えず、このまま暫らく乗ってみます。お騒がせいたしました。
写真を送るにはどうすればよいですか?

セキネ自転車の歴史は半世紀以上。
フレームに三和自転車工業が入っていれば、間違いなく1983年以降に製造されたものです。

ちなみに、現在アサヒサイクル(株)の創業者は元々三和自転車工業の出身だそうです。

写真→ showajitensha@hotmail.co.jp

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 光号を作ろう (パート ②):

« Building my own Hikari (Part 2) | トップページ | Building my own Hikari (Part 3) »