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2011年3月31日 (木)

帝國自転車フレーム(塗装のビフォー・アフター)

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels!

今まで下記の3点を見てきました。

(1)帝國自転車新古品フレームの紹介

(2)帝國自転車フレームレストアにはフォークの取り外しとメッキパーツの錆落とし

(3)コッター式ハンガー(ボトムブラケット)の取り外しを見ました。

今回は、コンパウンドを使って塗装を綺麗にします。

レストアする自転車を探す時、よみがえりそうな塗装が前提条件の一つ。
その理由はオリジナル派で、もうひとつは再塗装出来ない。
いつか、チャレンジしてみたいと思うが、ワークショップがありません。
今までレストアした自転車全ての塗装がオリジナルです。
もちろん、ところどころタッチアップしています。

昭和20年後半~30年代前半の自転車の塗装が実に厚くていい。
必要以上に出来ています。(オーバーエンジニアリング)
コンパウンドでエナメル塗装のツヤが出ます。

心掛け: まず、目立たないところに試しること。

コンパウンドは液体とペーストの2種類があります。
液体の方がお気に入りです。
ホームセンターの自動車洗剤・ワックス売り場に1000円以下で3段キット(細目・極目・超極目)で売っています。
あとはタッチアップペンキも傷などに便利です。
前説明したスチールウールはメッキのため。
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心掛け: コンパウンドを使用する時、まず目立たないところで試した方がいいでしょう。
順番に細目→極目→超極目を使用します。
力を入れずに軽く、特に転写や金線引きは、さらに軽くしないと思わず落としてしまう恐れがあります。
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ビフォー・アフター

ヘッド
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ハンガー
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フォーク
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シート ラグ
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ヘッド
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コメント

初めまして、アカギヤマと申します。
貴サイトはとても参考になり、ちょくちょく
拝見させてもらっています。

しかし、コンパウンドでここまで光るんですねぇ。
すごいの一言です。メッキは金属たわしのみですか?

私は今、山口ベニー号の実用車をレストアしていますが、
メッキは錆びだらけ、フレームも傷多数、チェーンケース
も錆びだらけと、かなり苦戦しています。
メッキ部品のサビはしゅう酸を使ってかなり落とせました。リムの錆びは、子供のプールにしゅう酸を溶かした水を入れて浸してあります。
フレームにはトップチューブに透明のフレームカバーが付けられていて、フレームカバー自体に、山口ベニー号 自転車 とロゴが印刷されてます。多分、40年代の物かと思いますが、コツコツ直して行こうと思っています。

至らない点が多くて拙い日本語にも関わらずにご覧になっていただきありがとうございます。

愛車は丸紅山口ですか。
純正な昭和20年後半~30年代の「山口」の方がいいですが、中々出てきませんよね。
私も丸紅山口自転車を持っています。
良い自転車ですよ。

フレームは塗装が剥がれていなければ、3段コンパウンドで結構効き目があります。
ただ、メッキは難しいです。
表面だkならばスチールウールがいいですが、酷い場合は再メッキかヤフーオークションで新古品を探しています。

シュウ酸はまだ試してみたことはありません。
興味あります。

もし、よければ、愛車の写真やレストアを拝見させて下さい。
showajitensha@hotmail.co.jp

頑張って下さい。
上手くレストアできますように!

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