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2011年3月18日 (金)

帝國自転車フレーム レストア (コッター式ハンガー)

I'll be back with another English post soon, until then stay trued and happy wheels!

今まで帝國自転車新古品フレームの紹介と前回の帝國自転車フレームレストアにはフォークの取り外しとメッキパーツの錆落としを見ました。
今回はコッター式ハンガー(ボトムブラケット)の取り外しを見てみたいと思います。 

以前少し触れましたが、このようなコッター式ハンガーは、正式には
「英式割りハンガー及びクロリヤ式」
というようです。
イギリスでは1930年代ごろ消えました。
日本では戦後まだ少し使っていたようです。

私はこのようなコッター式ハンガーを触るのは初めてです。
ぱっと見ると最初にコッターを抜くのではないかと思いがちかもしれませんが、そうではありません。
それをしてしまったら、球椀のネジ山を潰してしまう恐れがあります。
後ほど見ますが、コッターは三日月型をしています。
Img_8273

先ず、C型スパナでロックリングを外します。
Img_8304

コッターのナットを取り外しましたが、抜いていません。
調節球椀を反時計回りに回すと取り外せます。
Img_8308

ハンガー心棒と調節球椀(SLEEVE)を引き出します。
調節球椀を取り外したらコッターピンを抜いても良いですが、必要ではありません。
Img_8310

これはコッターピンの形状です。
三日月型で調節球椀を外さずにコッターピンを抜こうとしたら、抜けないだけではなく、調節球椀のネジ山に大きなダメージを与えてしまいます。Img_8354

もう片側の球椀(固定球椀)をピンスパナで取り外せますが、必要ではありません。
片側(調節球椀)を取り外せば、固定球椀の掃除やグリースアップできます。
調節球椀と固定球椀にそれぞれ1/4インチ(2分球)11個あります。

心掛け: 球(ボールベアリング)交換のルールは全部換えるか換えない。
つまり、球1個だけ換えてはいけません。
球椀にすぐダメージを与えてしまいます。

黄色の筒はシートチューブから落ちて来る異物がグリースに入らないように付いています。
Img_8311

ハンガー心棒には摩耗気配は一切ありません。
フレームは新古品に間違いない。
Img_8355

以前述べたようにチャック付ビニール袋はパーツの整理に欠かせません。
パーツを取りはずしたら、掃除して袋にパーツ名称、取りはずした場所、数量、サイズなどを書いて袋にいれます。
小物は小さい袋へ、ハンガーの部品をまとめて大きいな袋へ。
Img_7378

次回、塗装を綺麗にします。

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コメント

こんばんは。ご質問があります。

この帝国フレームの調節球椀はどのようにはずされましたか?特注工具が必要ですか?

調節球椀はボットムブラケット構造によりますが、この帝国号フレームの調節球椀の外し方は工具としてC型スパナーくらいです。

ありがとうございます。おかげさまで解決しました!

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