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2012年9月22日 (土)

片手で両ブレーキ

I'll be back with another English post soon, until then stay trued and happy wheels!

今回、少し珍しいロッドブレーキハンドルを見てみたいと思います。
このハンドルは非常にシンプルな仕掛けで、フロントブレーキレバーを握るとリヤブレーキも掛かります。

一般的には、自転車に乗った状態では、
右のブレーキレバーがフロントブレーキ、左のブレーキレバーはリヤブレーキになっています。
それぞれのブレーキが独立しています。

一般的なロッドブレーキを見てみましょう。
これは自転車に乗ったままではなく、自転車を前から見た状態です。

ロッドが2本で、それぞれにブレケットが付いています。
短い方はフロントブレーキ用、長い方はリヤブレーキ用です。

Normal2_j

次は、非常にシンプルな仕掛けでフロントブレーキレバーを握るとリヤブレーキも掛るハンドルを見てみましょう。

まず、そのシンプルの仕掛けから。
上記の写真と下記の写真を見比べれば、上の方と違って、下の方がリヤブレーキ用のブラケットにバーが付いています。
このバーはフロントブレーキ用のブラケットの下に通っています。P1130988_j

リヤブレーキ用のブラケット、いくつかの角度から見てみましょう。
注意: フロントブレーキ用ブラケットに対しての位置。P1130989j

P1130996_j

実にシンプルな仕掛けです。
フロントブレーキレバーを握るとフロントブレーキ用のブラケットが上がりリヤブレーキ用ブレケットバーに当たって同時に両方のブレーキが掛かります。P1140004j

なぜ、このような仕掛けを作ったか理由は分かりません。
出前?郵便配達?
推測でもいいですが、お分かりになる方がいらっしゃればご連絡ください。showajitensha@hotmail,.co.jp

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パーツ関係 (Parts Related)」カテゴリの記事

コメント

以前からこのブログを拝見させて頂いております。
片手で前後のブレーキがかかるブレーキレバーですが
郵政自転車(郵政省での名称は「郵政車」)の典型的な特徴です。
ご推測の通り郵便配達のさいに片手で運転できるようにです。
ただ郵政車は1970~2000年ぐらいのだともう少し頑丈な形状になってますので、写真の物は郵政車ではないか、郵政車でも古いタイプではないかと思います。

日本の郵便局は21世紀初頭まで皮サドル&ロッドブレーキの郵政車を各主要自転車メーカーに作らせ続けていて
実は皮サドル&ロッドブレーキのの実用車が21世紀まで作られ続けてきた遠因だったりします。
(郵政民営化の流れと市販実用車の現代化を照らすとその背景がよく見えてきます)

で、なぜこのような自転車が作られ続けたかというと。
年賀状の存在が上げられます。
今では少なくなりましたが、正月だけ異常に(本当に異常に!)配達物が増えるので当然、配達員が足りません。
そこで高校生を非常勤国家公務員(手帳まで支給されます)として採用するのですが。


(アルバイト禁止の高校も郵便局だけは「社会学習」として公に許可してくれます、私もやりました)
日本の学校は基本的にバイクの免許を取ることを良しとしないので免許がありません。


(あとバイクは税金がかかる)
そこで郵政車を毎年大量に購入するのです。
(毎年買う理由は、買わないと次の年の予算が減らされるから)

雨ざらしにせず、秘密基地のような地下の車庫に保存し、年末年始しか使われない郵政車は5年ぐらいで払い下げられます。
(ゆえに単にロッドブレーキ&皮サドルの自転車が欲しい人は郵政車がお勧め!赤いですけど…)

長くなりましたが
郵政車の特徴としてはコンビネーションブレーキの他に
・補助フロントフォークを兼ねたカバン用荷台&ハンドルにカバンかけ用フック(払い下げ時に外されることが多いようです)
・ライトが付いてない、当然ランプ掛けも無し(当時の規則で日没時は郵政車での配達は禁止されていました、ランプ掛けはカバンに当たるから無し)
・メインスタンドの他に頑丈なサイドスタンドも付いてる(個では便利です!)
・リアフェンダーに郵政徽章(〒)個人で乗る時は消さないと公記号不正使用で罰せられます。
が上げられます。


ちなみに今は郵便局は電動アシスト自転車を導入しているようで、郵政車の新規購入は行っていません。
が、東日本大震災の時にはガソリン不足の中郵政自転車が活躍しているニュースが流れていました。

余談ですが郵便局が使っているカブも郵政機動車といい郵政省特注(これもバイクメーカー各社に作らせてた)でして、普通のカブの倍の値段がします。
こちらは毎日酷使されるために状態の良い払い下げ品は少ないです。
もっとも民営化されてから市販されるようになりましたが…

郵政車についてとても詳しくて有意義な情報をありがとうございました。

お陰さまでよく分かりました。
案の定、郵政自転車の典型的な特徴ですか。
勉強になりました。
その裏付けご丁寧に説明して下さり、感謝しています。

しかし、郵政車の歴史が長くて、今までこちらが知っている限り、写真集や本が出されなくて不思議でなりません。
コレクターもいらっしゃるでしょう。

皮サドルやロッドブレーキは21世紀初頭まであったことがすごいですね。

改めて、ご丁寧に誠にありがとうございました。

これは、出前で片手が岡持ち(おかもち)で
ふさがっているので片手運転の為のものですね。
ホンダのカブ(50ccバイク実用車)も
右ハンドルだけで運転出来る様になっていますね。

「岡持ち」ですか。来日して25年になり、初めて聞きました。確かに、昔、片手で乗って出前を良く見かけました。
なるほど。ホンダカブにも付いていますか?
これは勉強になります。
昔、出前や屋台が懐かしいですね。

ありがとうございました。

唐突にすみません。この記事をみて昔の郵便配達員時代を思い出し、コメントさせて頂きました。先の方のコメントのとおり、この機能は確かに郵政車に使われておりました。いつごろまでか?は定かではありませんが、平成前ではないかと推測します。郵政車は最寄の指定の自転車店で整備や修理がなされていたので、その指定の自転車店から出た一般用の実用車にはお客の用途に応じて郵政車と同じこの機能が使えるようにされたのではないかと思います。                 ただ平成以降は郵政車も簡略化されたのか、この機能が無いものもありました。納品メーカーや各都市の郵便局によっては郵政車の仕様も異なるのかもしれません。    

元郵便配達員の方からコメントをいただき、大変光栄です。
貴重な情報をありがとうございました。
元郵便配達の方がそうおっしゃるなら、間違いありませんですね。
しかし、今でも郵便配達員さん達はロッドブレーキ自転車に乗りますよね。
やっぱり、頑丈でメンテナンスにあまり手が掛からないからでしょうか。

あくまで推測とかすかな記憶なので確実とはまだ決めかねますが、郵政車には確かにこの機能は付いてました。実際にその自転車で郵便配達をしたこともありますが、正直後輪ブレーキの効きが甘く便利な感じはしなかったと記憶しています。郵政車は多くがダイヤフレームタイプで、乗り降りのさいこれも不便でした。荷台に何も積まない状態ならフレームをまたげばなんとか乗れますが、荷台に配達物をくくり付けたときは大変不便でした。しかし、やはり利便性は二輪バイクのほうが格段によいため私の郵便局は自転車はほとんど現役で使われることはありませんでしたねぇ。先のコメントの方のとおり、高校生の年賀状アルバイトのときが一番の出番でした。長く使われていなかったため空気が抜けていることが、よくありましたよ。急いで乗れる状態にして、高校生の子を乗せ我々配達員の後ろに付いてきてもらって、年賀の配達ルートを教えるわけです。よく配達先の住人の方から『赤い自転車乗った子が配達に来て、もうすっかりそういう季節なんだね』と言われもうすぐやってくるお正月を前に、一年の終わりを感じたわけです。…そんな郵政自転車、現在は大手メーカーもロッド式実用車の生産をやめてしまったらしく、今後はワイヤー式の実用車にとって変わるのではないかと思います。現在の警察などがワイヤー式の実用車に乗っています。正直、ロッド式と比べるとやはりロッド式実用車のほうが格段に頑丈でどこか『働く自転車』というイメージです。

おっしゃる通りロッドブレーキ自転車は消えつつあります。
ダイヤフレームで荷台に配達物のあればその乗り降りの大変さは想像がつきます。

片手で両ブレーキはアイデアとしてはいいですが、前と後のブレーキ減り具合は違って微調整が大変そうです。

「赤い自転車乗った子が配達に来て、もうすっかりそういう季節なんだね』と言われもうすぐやってくるお正月を前に、一年の終わりを感じたわけです。」 
懐かしいですね。

実用車に出会ってまもなく10年ですが、今まで40年以上自転車生活の中、もっとも頑丈でローメンテの自転車です。
軽量化・スピード・格好良さよりも、頑丈でローメンテで乗り心地がいい方が私にはいいです。

はじめまして.北信州に住む男・50代です.

先月(2014年月)25日,fc2ブログ「今日のくそったれ(道路交通編)

http://38moto3.blog83fc2.com/blog-entry-468.html#comment21431.html

において,このブロガー[世捨人]なる人物が,
「自転車に『一体型ブレーキ』を義務づけよ」
なる記事をUPしました.

彼は一般道路を走るロードバイク(彼の言う“競技用自転車”)に6年程前から異常に敵対的な主張を展開し,その何から何にまで難癖をつけています.

勿論私は彼の主張には基本的に反対で,今回の「一体型ブレーキを義務づけよ」も,2輪の自転車には構造と特性からいっても常識的に出来る筈がないとコメント欄に書き込みました.

すると,こちらのURLを持ち出して訂正と謝罪を求める人が現れました.

改めて貴記事を拝見しますと,現在では滅多に見られない歴史的実用自転車のロッドブレーキで,それもかなり特殊な用途に考案されたものであることが分かりました.

しかも「後輪のブレーキの効きが甘く,便利な感じはしなかった記憶がある」という,上の方の大変に貴重にして重要な証言も読ませていただいて,過去に実在はしても結局は(普通)自転車用としては淘汰されたブレーキシステムであり,現時点で世界の如何なる自転車(或いはその部品)メーカーでも製造販売されていない事を見れば,「できる筈はない」は誤りでないと確信しました.

ドロップハンドル装備のロードバイク(私の言う“特急自転車”)で,前方不注意による加害死亡事故が現実に複数件発生しているのはサイクリングのいち愛好者として痛恨の極みですが,それを理由にロードバイクを弾圧しようというような動向には私は強く反対致します.

唐突な長文,乱文にて大変失礼致しました.

上の記事の最初の部分で(2014年7月)の「7」の数字が抜けていました.失礼致しました

度々恐縮ですが,問題のブログのURLはこちらになります.

http://338moto3.blog83.fc2.com/blog-entry-468.html

ブログタイトル;「きょうのくそったれ(道路交通編)」

このブロガーの例は極端ですが,実際は彼のような主張が大方のドライバーの本音ではないかと感じております.

毎回入力ミスがあって申し訳ありません.

正確なURLはこちらです.

http://38moto3.blog83.fc2.com/blog-entry-468.html

ブログ名:今日のくそったれ(道路交通編)
「自転車に『一体型ブレーキ』義務づけよ」

です.

右手に麻痺がある子どもを持つ母親です。
これって、普通の自転車にも取り付けられられるのでしょうか?
現在はまだスピードも出さずに乗っているから大丈夫ですが、将来的にはやはり前後両方ブレーキがないと困るのでは・・・と思っています。

こんにちは
私はアメリカ人で拙い日本語になりますが、最後までお読みください。

ご質問:「これって、普通の自転車にも取り付けられられるのでしょうか?」

非常に残念ながら、これは現代の普通の自転車に取り付けられません。しかし、取り付けが可能としても精度もそんなによくもなく、お勧めできません。

どこまでご参考になるか分かりませんが、2点お勧めします。
1.コースターブレーキ
私はアメリカ人で45年前にアメリカの子供用の自転車はコースタブレーキが付いていました。これは手を使わなくて、足でペダルを逆回転するとブレーキが掛かります。
Wikipediaコピー「ペダルを逆回転させることにより作動させる。ブレーキレバーやワイヤが不要なためハンドル周りがすっきりする、握力の弱い子供でも制動力が得られる、長いワイヤを経由しないため応答がよいといった長所がある一方、微妙な制動力のコントロールが難しく、外装変速機との両立も困難なためにスポーツ走行には適さないうえ、定期的なハブの分解メンテナンスを必要とする欠点がある。」

2.堀田作成所
以前テレビでこの「堀田製作所」というオーダーメード自転車屋さんを見ました。長年高齢者や障害者などなどその方にニーズに合わせて自転車を製作します。ここを連絡すればご相談に乗って頂けるかと思います。
ホームページ: https://hotta-ss.com/

役立つ情報がなくて申し訳ありません。
お子様のご健康を祈ります。

リチャード

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