勿体ない主義
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
日本は変わりました。
裕福になり、「勿体ない主義」が消えつつあります。
初めて来日したのは約30年前です。
海兵隊員として2年ほど米軍基地で働きました。
その6年後、日本最大自動車製造会社に入社しました。
当時、戦前生まれの方々は50代半ばでした。
物がない時代を経験してきたからこそ、物の有難味が芯まで身に付いていました。
現代の「使い捨て社会」はどのように映っているでしょう。
しかし、日本だけではなく、母国アメリカも変わりました。
小さい時、モノを直して最後まで使うのが一般的でした。
使えなくなったとしても、工夫して他に使い道を探すのが生活の知恵でした。
これは今までも身に染み付いています。
例えば、
自転車タイヤチューブがもう使えなくなったら、
シンプルで頑丈で安い鉄製鎖をタイヤチューブに通して南京錠を付けるのが、私方式。
パッチでもう直らないチューブです。
南京錠も古いもの。
30年以上前、海兵隊兵舎の鉄製2段ベッドのフレームに、
M16ライフルを掛けるために使っていた南京錠です。
古いチューブは荷台に物を固定させるのにも最適です。
子供のころ、古い自転車チューブが出たら、森に行って「Y」形の枝を切って、チューブを「Y」の両端に結び付け「手作りパチンコ」をよく作りました。
古いゴム製ペダルブロックをファイルハンドルにピッタリです。
貧乏くさい?
私は元々貧乏性かもしれません。
大恐慌を生きて抜いた曾祖父母、祖父母、親から、物の大切さが伝わっています。
小さい時にいつも、
「Waste not, want not」
と言われました。
日本語に訳すと「無駄にしなければ、不足はしない」というような意味です。
振りかえってみると、貧乏性ではなく、勿体ない主義者です。
勿体ない主義者は「ドケチ」にちがいありません。
「ドケチ」の「ド」は、努力の「ド」です!!
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物には神が宿ってるのでなかなか捨てずらいですね~。
捨てるときは感謝の念をもって捨ててます。
投稿: 宝 | 2013年7月12日 (金) 15時58分
物は特に手作りの物や古くて忠実に機能した物まるで魂入っているから愛着があります。
投稿: リチャード | 2013年7月12日 (金) 21時50分