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2014年7月21日 (月)

スポークベル (前半 ケーブル式)

I will be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

 

以前、自転車ベル、特に現代は滅多に見かけない回転式ベルについて紹介しました。
しかし、回転式ベルほど珍しく、現代見かけないベルはもう一種類あります。
それはスポークベルです。

P1300383_2
スポークベルは実に面白い発想です。
ハンドルに付いているレバーを引くことにより、バネ付きクラッパーがスポークに当たりスポーク一本々がバネ付きクラッパーを曲げ離します。 
その結果は機関銃のようなリン・リン・リン・リン・リン・リン~。

 

スポークベルの操作レバーです。
P1300398

 

この時点でバネ付クラッパーはスポークに当たっていません。.

 

P1300395_2

レバーを引くとケーブルによりバネ付クラッパーが下がりスポークに当たります。.P1300400

 

P1300396_4

上記の例はバネ付クラッパーが常に上がった状態で、レバーを引くとバネ付クラッパーが下がりスポークに当たります。. 

 

逆のパッターンもあります。
下記の写真のようにバネ付クラッパーが常に下がった状態で、レバーを引くとバネ付クラッパーが上がりスポークに当たります。. 
P1300405

 

昭和30年ごろのカタログを見てみたら、両方のモデルが載っています。
下記の2枚の写真を比べ合うと上はバネ付クラッパーが下がる式、下の写真はバネ付クラッパーが上がる式。
2down_3

 

1_up

 

実は、面白いことに、4年前に古い自転車部品一箱を買ったとき、見たことがない部品が入っていました。
その部品はロッド式スポークベル用の一部のパーツと後で分かりました。
というのは、ロッドブレーキはケーブル式ブレーキの元祖であることと同じように、ロッド式スポークベルはケーブル式スポークベルの元祖です。

 

次回、その非常に珍しいロッドブレーキスポークベルをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

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