スポークベル (前半 ケーブル式)
I will be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
以前、自転車ベル、特に現代は滅多に見かけない回転式ベルについて紹介しました。
しかし、回転式ベルほど珍しく、現代見かけないベルはもう一種類あります。
それはスポークベルです。
スポークベルは実に面白い発想です。
ハンドルに付いているレバーを引くことにより、バネ付きクラッパーがスポークに当たりスポーク一本々がバネ付きクラッパーを曲げ離します。
その結果は機関銃のようなリン・リン・リン・リン・リン・リン~。
この時点でバネ付クラッパーはスポークに当たっていません。.
レバーを引くとケーブルによりバネ付クラッパーが下がりスポークに当たります。.
上記の例はバネ付クラッパーが常に上がった状態で、レバーを引くとバネ付クラッパーが下がりスポークに当たります。.
逆のパッターンもあります。
下記の写真のようにバネ付クラッパーが常に下がった状態で、レバーを引くとバネ付クラッパーが上がりスポークに当たります。.
昭和30年ごろのカタログを見てみたら、両方のモデルが載っています。
下記の2枚の写真を比べ合うと上はバネ付クラッパーが下がる式、下の写真はバネ付クラッパーが上がる式。
実は、面白いことに、4年前に古い自転車部品一箱を買ったとき、見たことがない部品が入っていました。
その部品はロッド式スポークベル用の一部のパーツと後で分かりました。
というのは、ロッドブレーキはケーブル式ブレーキの元祖であることと同じように、ロッド式スポークベルはケーブル式スポークベルの元祖です。
次回、その非常に珍しいロッドブレーキスポークベルをご紹介します。
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