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2014年11月

2014年11月29日 (土)

鑑札・標識・籍証①

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

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昭和20年代後半30年代前半「自転車」が非常に貴重で、現代の自動車と同じような地位だったことを、以前何度か取り上げました。

庶民の手が届く唯一の交通手段でしたが、当時2ヶ月分もの給料が掛かりました。
手が届かない人は時間単位で借りていました。
リヤカーが付いていた重運搬車・軽運搬車は、町の個人店のトラックの役割でした。
現代の高級車のように自転車には皆 風切が付いていました。
そして、あまり知られていないことですが、当時自転車は課税対象でした。

戦前にも自転車税がありましたが、戦後に復活し、昭和25年~33年まで自転車税(一台200円)がありました。これは市町村で管理されました。
登録地域によって鑑札(プレート)のデザインが異なりました。
今回は、ヘッドチューブに付けられた鑑札を見てみましょう。

このデザインは一般的でヘッドチューブに付けられました。
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旧漢字(弐、参、號、轉)でかなり古いです。Img_0085_2

「毀損シタル鑑札ハ無効トス」

外国人の私には毀損の「毀」が読めなくて調べるのに大変でした。
結局、訓読みが「コワス」、音読みは「キ」でした。
毀損→「キソン」
名誉棄損は本来は毀損の毀の字を書くようです。
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このヘッドチューブに付けられた鑑札は一つ。
次回は、他のデザインを見てみましょう。

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2014年11月16日 (日)

License Plate ①

次回、この記事の本語版を投稿します。

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I have mentioned repeatedly how "bicycles" in Japan during the early 1950's were prized possessions; similar, if not even exceeding, that of automobile ownership today.  They were the only affordable private transportation for the vast majority of households and small businesses. They were expensive costing around two months' salary or more; people and businesses paid on installment plans to purchase them; those who could not afford them rented them by the hour; carrier cycles and utility cycles attached with trailers to haul goods filled the niche of trucks for local small businesses; much like luxury cars of today, bicycles proudly bore a fender ornament(link Japanese only) indicating the manufacturer.  And, to drive this point of bicycles having a similar status as that of automobiles home, one often overlooked fact is that from 1950-1958 bicycles in Japan were taxed and had license plates.

This tax was implemented by the local municipality (town/city) whereby each bicycle had to be registered, and after paying the tax of 200 yen, a "license plate"was attached.  Since the local municipality oversaw the implementation of the "bicycle tax", the design of these "license plates" varied from town to town.

Here is a common example of a license plate designed to be attached to the head tube.
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This particular example is quite old given the use of old Chinese characters.
"Bicycle license #236 Hozumi village"Img_0085_2

「毀損シタル鑑札ハ無効トス」This reads "license invalid if damaged or tampered with" Img_0319

In addition to this type of bicycle license plate which was secured to the head tube, as seen below, there were other designs and in the next post we will take a look at another design.
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2014年11月 2日 (日)

革製サドルの磨き

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

個人的に流行の物より、最初から作りが良く、耐久性があり、自分で手入れが出来、長持ちするものが好みです。 物を手入れして大事にすれば、その物は恩返ししてくれます。
最初からよく作られたものは古くなっても蘇らせることが可能です。

革製サドルはその一つです。
50年以上前に作られたブリジストン純正ハンモック革製サドルです。
革は乾いているし色があせたし、部分的に摩耗しています。
フレームは錆びたしメッキが剥がれているところが多いです。
しかし、寿命はまだまだです。
少しの手入れで蘇ります。


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油性靴クリーム(茶色)
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磨きブラシと靴クリーム塗り用ブラシ
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比較ができるようにサドルの半分だけ磨きます。
マスキングテープをサドルの中央に付けておきます。
靴クリーム塗り用ブラシで小さな円を書くように靴クリームを十分に染み込ませます。

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靴クリームが乾いたら磨きブラシで力強く磨きます。
ツヤが出るまで繰り返します。

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まるでスプレーペンキで塗ったように色が濃くてツヤがいい。

昔の革製サドルは実に素晴らしい。
野球革製グローブや革製靴と同じように使えば使う程味が出るだけではなく、ピッタリ体にフィットして来ます。
さらに、サスペンション付きで乗り心地が最高です。

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