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2015年5月17日 (日)

自転車組立③

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
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大阪で購入した自転車が東京で壊れるなどした場合に、工業規格がバラバラで部品の互換性に対して運に任せる時代がありました。

そこで、
品質向上及び工業規格を設定するために、昭和24年から日本工業規格(JIS=Japan Industrial Standard)が導入・実施されました。

JISのお蔭で部品の規格が標準化され、部品の互換性ができました。

しかし、この時のJISは「完成品」ではなく「部品及び製造」が対象でした。

自転車組立①にて販売店は「分工場」と呼ばれていたことを述べました。
それは自転車製造工場が組立部品一式を販売店に輸送し、販売店にて組み立て及び検査をして顧客に完成車を渡していたからです。

その「分工場」で行われた自転車組立・検査は完成車の性能を左右する一番大きな要因ですが、規格が不足していました。

自転車組立② に昭和35年の完成車対象JIS導入に向かって、昭和33年からJIS導入準備が始まりました。
工場と販売店は、工場の正式な「分工場」と認定する契約が必要でした。
つまり販売店は、メーカーの自転車組立修理技術の検定合格者です。

組立工程図を見てみると熟練者の標準組立作業時間は2時間3分19秒です。
下記の写真をクリックすると拡大します。
各工程に対して作業時間が記載されています。

注目: 
⑥車輪クルイ取り、5分6秒 (早い!).
⑦前後車輪スポーク切り 6分5秒
現代スポークは滅多に切らないが当時72本(前輪32本、後輪40本)
切るだけではなく鑢での処理も。 
⑧ & ⑨ BEタイヤの取り付け たった3分28秒!
⑩組立は最初に自転車が逆さまのため、「組立用ハンドル」が使われていました。
一式部品に付いていたハンドルの取り付けは ㉔工程。

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