ヒドリ自転車
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels
先日、古い自転車のファンMさんから
レストアした昭和20年後半~30年前半の「ヒドリ自転車」の写真を送って頂きました。
以前、古い自転車の先輩が送って下さったヒドリ の写真と少し似ています。
実に美品です。
昭和20年代後半~30年代前半、自転車の色は黒が圧倒的に多かったです。
但し、下記昭和30年前後の山口自転車のカタログが表すように車種には他の色もありました。
黒の次はオリーブ。
特にヒドリ自転車はオリーブ色の車体が多かったようです。
ヒドリ自転車の車体のもう一つの特徴はトップチューブとダウンチューブの間にロウ付けされたプレートです。
黒い車体に金線引きが実に美しいですが、オリーブ車体に金線引きも相性がいいですね。
部品一つ々に社名・社ロゴ があり、 名前を付けるなら、良品が前提条件 ですね。
風切も大きくて見事ですね。
ハンドルに七宝焼きバッヂがはめこまれていていいですね。
ハンドルのメッキは半世紀以上前の割に結構いい状態です。
現代の作りと違う【前半】
ヘッドバッヂもきれいです.
ランプブラケットにもヒドリの刻印。
セルロイド握り にも社ロゴがあります。
ハンモックサドルの後ろにヒドリ自転車バッヂがあり、筒工具箱 はオリジナルではないそうですが、全く違和感がありませんよね。
荷台のヒドリ自転車刻印に注目。
泥除けステーバッヂにも社名・社ロゴがあり、よく見ると泥除けステーボルトの泥除けステーボルトの頭にも社ロゴの刻印があります。
コッター式ボトムブラケットが年式を語ります。
およそ20年代後半でしょう。 コッターピンカバー.
ブレーキ、泥除けステーとスタンドまでちゃんとヒドリ刻印があります。
まさに 現代の作りと違う【後半】
現在、日本は優れている自動車、オートバイ、家電製品など良く知られていますが、戦後から自動車社会になるまで(30年代半ば)主な家庭は自転車に頼りました。
Mさん、写真を送って下さいましてありがとうございました。
愛車を他の昭和自転車愛好家に見てもらいませんか。
写真をshowajitensha@hotmail.co.jpへ送って下さい。
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