« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »

2015年11月

2015年11月28日 (土)

内装2段ハブ ①

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

50年前に製造された古い内装2段ハブを26x1 3/4リムと#13番スポークに合わせて
セキネ軽運搬車
のリア車輪を組み立てる予定です。

この内装2段ハブの特徴として、変速にはケーブルが不要です。
ペダルを1/3逆回転すると変速します。
Img_0330

分解図と取扱説明書。
Img_0345_2Img_0344_2

Img_0337
Img_0338

半世紀経ってもメッキが綺麗です。
今年創業100年の山本鉄工所 で製作されました。

重さは2キログラム以上あります。
手に取るとその頑丈さを実感します。   

Img_0332

油注入口。
6ヶ月毎に注入。
Img_0334

当時のスポーク穴と数(40)は年代を物語っています。 
Img_0340

スポーク穴はダルマ形に加工されています。Img_0341

このように逆回転で変速する内装2段ハブは100年以上前からありました。
スターミーアーチャには素晴らしいラインアップがあります。
しかし、現代仕様なので、昔の40穴のBEリムには使用できません。

2015年11月14日 (土)

2 Speed Internally Geared Hub (Part 1)

次回この記事の日本語版を投稿します。

This is an internally geared 2 speed hub dating back about 50 years. I plan to use this to build a 26 x 1 3/4 BE rim with #13 spokes for my light carrier Sekine.  Light carrier is a misnomer as it weighs 36 kilograms.

The beauty of this 2 speed hub is that the gearing is internal, and, moreover, it doesn't use any cables.  It is operated by pedaling backwards a third of a turn.
Img_0330

Here's a breakdown diagram and instructions.
Img_0345_2Img_0344_2

The hub was manufactured by Yamamoto Iron Works based in Osaka.  A quick check revealed that the company was founded in 1915, 100 years ago and is still in business. 
Img_0337
Img_0338

The hub is beautifully chromed, and, by today's standards is heavy weighing in at over 2 kilograms.!   
Img_0332

It has an oil port and oil cap.  Typically these hubs were oiled every 6 months.
Img_0334

Traditional 40 count spoke. 
Img_0340

Spoke holes are well machined and are the "keyhole"fashion also known in Japanese as the "Daruma" fashion.
Img_0341

This type of 2 speed hub where shifting is performed by pedaling backwards is known today as  "kickback"and Sturmey-Archer has a complete line-up.  But the specs are for modern-day bicycles and cannot be used on a traditional 40 spoke BE rim.

2015年11月 2日 (月)

自転車整備価格表 昭和40年

I'll be back with another English post soon untill then stay trued and happy wheels.

日本語を話せるようになる西洋人は少なくはありませんが、
読み書きも可能となると、少ないと言っても過言ではないでしょう。
それは漢字のハードルが非常に高いからです。
常用漢字は2,136字があり、音読み、訓読み、当て字もあります。

以前昭和10年規定表を投稿しました。
戦前で旧漢字も使われていました。
在日アメリカ人として、筆書きのものを見ると感無量です。
25年前、大学で漢字の難しさ(書き順・画数)及び美しさを少しでも理解できるよう、日本語の先生から習字で漢字を教えて頂いたからです。

今回は、昭和40年に筆書きされた
「自転車整備及部品取付技術料含む価格表」を見てみたいと思います。 

大量印刷物に見えるほど綺麗に書かれていますが、良く見ると手書きです。
実に素晴らしい。
Img_0124

Img_0126

いくつか興味深い点を取り上げます。

昔の自転車屋さんは、パンク修理は自転車のみならず、リヤカー 、様々なバイク類、軽3輪車ミゼット)、軽自動車にも対応していました。
Img_0128

「ペダル」が「ペタル」(濁音しない)
Img_0130

出張修理もありました。
Img_0131

「フォーク」は「ホーク」になっています。
フォークの曲がり直し。
物を大事にして取り換える前にまず直してみます。
右下に価格表に書かれた日付⇒昭和40年11月1日
ちょうど半世紀前です。
Img_0132


Img_0133

ハモック型サドルはやっぱり七五型サドルより高かったです。
Img_0134

ピン入り油
Img_0135

時間外修理は5割増
Img_0136

コンピュータで、フォント種類・サイズ・色など選べて、完璧な字を打って印刷ができる現代において、
このように素晴らしい手書きのものを見ると、感無量です。

« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »