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2016年1月24日 (日)

内装2段ハブ ③

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

 

「内装2段ハブ②」では、車輪組立てを終えて最後にチューブとタイヤを付けます。

 

取り外したタイヤです。
「BE(Beaded Edge)タイヤ」または「耳付きタイヤ」と呼ばれています。
現代の自転車は99%がW/O(Wired On=クリンチャー)です。

どうして「耳付きタイヤ」と呼ばれているかというとタイヤ左右に「耳」が付いています。
下記の写真の白い部分が「耳」です。
この「耳」はチューブを包んでチューブを守ります。
Img_0711

 

耳はチューブを包んで重なるので新品のBEタイヤの耳にバルブの穴を開ける必要があります。 
Img_0712

 

新品のBEタイヤです。
結構固いのでリムに嵌めるのに力が要ります。
Img_0540

BEタイヤはまだ製造されています。
穴開け目印が耳にあります。
Img_0556

バルブ穴明け工具があれば楽にできます。
Img_0565

バルブ穴明け工具で左右の耳に穴を開けます。
Img_0567
Img_0569

BEタイヤの片方のバルブ穴をリムのバルブ穴に合わせて片方だけリムに付けます。
バルブ穴がずれないように要注意。
Img_0573_3

 

耳を内側に織り折り曲げて入り込むようにします。Img_0575

 

チューブのバルブをバルブ穴に挿入し抜けないようにナットを少しだけ付けます。
空気を少し入れればチューブの捻じれを防げます。
タイヤレバーを使って耳を折り曲げてチューブの下に差し込んでいきます。Img_0574_2

リムやタイヤの両側を確認して耳がしっかり入っていることを確認。
空気を少しずつ入れて均等に膨らんできていることを確認。
チューブがきちんとタイヤに包まれていなければ出っ張ります。
空気を抜いて出っ張っているところを調整してからまた空気を入れます。Img_0582

 

完成!
Img_0582_2

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