ミドリ自転車 婦人用「経済号」昭和27年
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
今回、ご紹介する昭和自転車は、持ち主が手放すことになりました。
ご興味がある方、先ず長寿自転車商会(03-3489-0661)にお問い合わせください。
〒201-0014 東京都狛江市東和泉1丁目5−13
昭和27年ミドリ自転車の婦人「経済号」です。
長寿自転車商会の店主は、半世紀以上前にミドリ自転車を扱っていました。
新古品フレームを手に入れ、ずっと眠っていた純正なミドリ自転車部品在庫を利用して組み立てました。
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詳細を少し見てみましょう。
純正なミドリ自転車前泥除け、商標刻印、金色の転写と手で引かれた金線引きは当時のものづくりを語ります。
純正なミドリ自転車風切。.
バッヂ付きの三共電気6V-6Wオールメッキダイナモ。.
新古品鵜飼(UKAI) B/E リム.
珍しいランプブラケット。
表のみならず、横にも商標刻印。
ヘッドチューブバッヂ。
美しい七宝焼バッヂ。
車種モデル: Economical No. 1.
戦後、自転車は貴重品で給料の2ヶ月分。
バッジの枠の分もおしゃれ。
こんな細かい所までやっぱり当時の日本の職人さんという感じ。
泥除けの裏も転写と金線引き。
泥除け取り付けネジもミドリ自転車商標刻印。
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店主は当時お店のバッジを泥除けステーバッヂとして使用。
自転車に跨る時に、靴が直接フレームに当たるのを防止。
上部ヘッドチューブラグ.の裏に商標
ダウンチューブの転写.
フレームの2本のダウンチューブの間に商標プレート。
ヒドリ自転車によく使われましたが、婦人用の自転車に付いているのは初めて見ました。
新古品の純正なミドリ革製サドル。
やっぱり革製サドルがいい。
両側に刻印と裏にバッヂ。
少し分かりづらいですが、写真を拡大してシートピラーにも商標刻印。
シートチューブの下部に大きな「東京 ミドリ自転車株式会社謹製」バッヂ。
「謹製」というのは「心を込めて、謹んで作ること」。
まさに昭和20年代後半~30年代前半の職人さんの真心。
謹製(←クリック)
コッター式ボットムブラケット
コッター式ボットムブラケットは大抵昭和20年代後半まで
30年代以降は主にコッターレスボットムブラケット。
純正なミドリ自転車チェーンケース(バッジ付き).
純正なミドリゴムブロックペダル。
全面に商標刻印。
ミドリ自転車コッターピンカバー。
リア荷台は塗装が剥がれもありますが、純正でバッヂ付き。
長寿商会の店主は半世紀以上前にミドリ自転車を扱っていたからこそ、眠っていた部品を利用しここまで完成出来ました。
ご興味がある方、長寿自転車商会にお問い合わせください。
〒201-0014 東京都狛江市東和泉1丁目5−13
03-3489-0661
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コメント
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Hi Eric,
Remember me?
I like your posts and your rides.
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Rizal.
投稿: RIZAL (SRC) | 2016年6月20日 (月) 03時40分