そろばん
次回この記事の日本語版を投稿します。
古いそろばんです。
昭和後期に海兵隊員として来日したころ、基地近くの個人商店ではまだそろばんを使っていました。
アメリカでは見たことがないので珍しく、
店主は私が確認できるように、計算後にそろばんの向きを変えてくれましたが、残念ながら当時はそろばんどころか日本語すら分かりませんでした。
そろばんと昭和自転車の関連は?
このそろばんをひっくり返したら、裏にあの有名の光自転車商標.があります。
「光自転車 大日本機械工業株式會社」と、実に綺麗に手彫刻されています。
英語が母国語の私にとって、漢字は実にすごいです。
紙に書くことさえ難しいのに、手で木に彫るのは気が遠くなります。.
現代のそろばんと違って、下の一の玉は5個で昭和20年代のものと思われます。
昔はほぼ全ての物が木製で手作り でした。
たま一個一個を手で仕上げていました。
現在の大量生産及び使い捨て社会では、物が溢れ物の有難味が薄らいできていると思えてなりません。
物を大事にして、工夫に工夫を重ね、使えなくなるまで使い、
もう使えなくなっても捨てる前に他の使い道を探す。
昔の勿体ない主義はどこに行ってしまったのでしょう。
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