山の日と日米富士 第2回
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
「山の日と日米富士 第1回」で、日米富士の商標が富士山であることを取り上げました。
その商標を様々な部品に作り込み、最も良く知られているのが日米富士風切です。
以前、日米富士フェザーの連載(1、2、3、4 )でいくつかの実例を取り上げました。
今回、また日米富士の商標が作り込まれた珍品を見てみましょう。
それは日米富士のロックです。
本体がまさに 日米富士の商標 山頂がくっきり、富士山の後ろに朝日と麓があります。
現物は長寿自転車商会の日米富士の高級車です。
ロックの棒が六角形で品があり、高級車に相応しいです。
この状態は解除状態、つまり自転車に乗る状態です。
こちらは棒がスポークに入っていて駐車及びロック状態です。
半世紀前と思えぬ鍵です。.
ロックが盗まれないように面白い仕掛けが付いています。.
解除及び自転車に乗る状態で六角棒が元の位置にあります。
メッキプレートに注目、六角棒が通るように六角穴が切り抜かれています。
プレートにバネが付いていて、解除及び自転車に乗る状態で上に動かして本体を外す用のネジが曝されます。
駐車及びロックが掛かっている状態で棒が六角穴を通ってスポークの間に入り、プレートを動かせなくなる防犯の仕掛けです。
日米富士ロックは、富士山の本体や六角棒、現代と思わせる鍵など、
実に工芸品と言っても過言ではないでしょう。.
次回、また日米富士商標が作り込まれた部品を取り上げます。
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