山の日と日米冨士 第4回
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
「山の日と日米富士 第1回」では、日米富士の商標が富士山であることを取り上げました。
その商標を様々な部品に作り込み、最も良く知られているのが日米富士風切です。
以前、日米富士フェザーの連載(1、2、3、4 )でいくつかの実例を取り上げました。
「連載第2回目」と「第3回目」で、日米富士の商標が作り込まれたロックと山形のリア反射板を見ました。
今回最後になる第4回目では、日米富士の商標が作り込まれた珍品を見てみましょう。
昭和20年代後半~30年代前半の自転車製造会社は、自社の商標をチェーンホィールに作り込むのが一般的でした。
大半は工芸品であってもチェーンケースに隠されてしまいました。
しかし、チェーンケース2種類が透明なセルロイドを利用したデザインのお陰で、チェーンホィールが晒されました。
それは全体か表の透明セルロイド製のチェーンケースと透明なセルロイド製のチェーンホイルのカバー(鳩目や目玉ともいう)でした。
日米富士の商標はチェーンホィールのみならずチェーンケースにも作り込まれています。
ケースに山形が浮き上がるように形成されたことに注目してください。
下記の写真は、昭和20年代後半のカタログから抜粋した日米冨士覇王号です。
チェーンホィールと透明なチェーンケースや山形風切に注目してください。
素晴らしいですね。
これで日米冨士商標特集は終わります。
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