ブリヂストン責任保証メダル
I'll be back soon with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
私が知っている限り、自転車に責任保証メダルを付ける習慣は日本の他にはありません。
責任保証メダルというものに馴染みがない方は、是非以前投稿した連載をお読みください。
責任保証メダルというものに馴染みがない方は、是非以前投稿した連載をお読みください。
今回はブリヂストンの責任保証メダル2枚を見てみましょう。
「ブリヂストン」という名前の由来は、創業者の名字「石橋氏」からです。
名字の漢字二つを逆順番にし英語にしたのです。
(石=stone 橋=bridge)。
初めての商標は要石 (英語でキーストーン)に BS (Bridge + Stone)の二文字。
この商標はよく「BSキーストーンマーク」と呼ばれています。
先ず、一つ目を見て見ましょう。
表面にBSキーストーンマークがあり、
「★五年責任保証★ブリヂストンタイヤ株式会社」と書いてあります。
表面にBSキーストーンマークがあり、
「★五年責任保証★ブリヂストンタイヤ株式会社」と書いてあります。
裏上半部には、「日.英.佛.蘭.専売特許ダイカストフレーム」
下半部には、「万一製作上の原因に依り破損の場合は御買上の店で無料で交換致します」
と書いてあります。
2つ目の表面に「BRIDGESTONE★BICYCLE★CO.LTD★」
BSキースt-ンマークが自転車の車輪の中心にあり、よく見てみると各々文字一字一字がキーストーンに。
裏には「保険証・本車は弊社多年の経験と生粹を集め精選せる材料を以て謹製せる自転車にして絶対優秀車なりご使用后壱ケ年間は弊社に於いて責任保証す」と書いてあります。
ブリジストンタイヤ株式会社とブリヂストン自転車株式会社 の沿革によると、「ブリジストンタイヤ株式会社」は、昭和6年(1931年)に設立、昭和24年(1949年)に「ブリヂストン自転車株式会社」が本社による分離独立で創設。
左側の「ブリヂストン自転車株式会社」責任保証メダルが24年(1949年)以降、右側の「ブリジストンタイヤ株式会社」は昭和24年(1949年)以前となります。
(表)
(裏)
「ブリヂストン」については、取り上げる予定です。
お楽しみに。
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BSキーストーンマークは特別の思いがあります 何故なら昭和自転車入手の記念すべき一号車はBSカントリー号でした 昭和40年代頃の車体でしょうか堅牢、優美な運搬車は正に働く自転車ですね またBSポニー号20インチも所有しております こちらも小さいながらも至る所にキーストーンマークが刻印されています後に当時のカタログ入手で昭和34年製と判明しました キーストーンマークを見るとランプ、ダイナモ、鍵の部品類から灰皿、急須、湯飲み、ホーロー看板、電飾看板等々コレクションが増えてしまいます それだけキーストーンマークには強い思い入れがあります 次号のBSのお話楽しみにしております。
投稿: マルカミ商會 | 2018年4月 4日 (水) 09時00分
BSキーストーン商標付きのコレクションがすごい。
マークに対しての愛着が伝わります。
マークの有意義な由来が実に素晴らしい。
大事なマーク。
国産自転車の歴史の一つですもの。
BSキーストーン商標付きのパーツなどとの出会いが多くありますように!
投稿: マルカミ商會様へ | 2018年4月 4日 (水) 10時07分