ブリヂストン 商標
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
以前、「ブリヂストン自転車 (①プロジェクトの選択)」 と「ブリヂストン責任保証メダル」の記事で、「ブリヂストン」の由来に言及しました。
「ブリヂストン」という名前の由来は、創業者の名字「石橋氏」からです。
名字の漢字二つを逆順番にし英語にしたのです。
「ブリヂストン」という名前の由来は、創業者の名字「石橋氏」からです。
名字の漢字二つを逆順番にし英語にしたのです。
(石=stone 橋=bridge)。
初めての商標は要石 (英語でキーストーン)に BS (Bridge + Stone)の二文字。
この商標はよく「BSキーストーンマーク」と呼ばれています。
確かに上記の商標はブリヂストン自転車に使われました。
しかし、ブリジストンタイヤ株式会社とブリヂストン自転車株式会社 の沿革によると、
「ブリジストンタイヤ株式会社」は、昭和6年(1931年)に設立、昭和24年(1949年)に「ブリヂストン自転車株式会社」が本社による分離独立で創設。
「ブリジストンタイヤ株式会社」は、昭和6年(1931年)に設立、昭和24年(1949年)に「ブリヂストン自転車株式会社」が本社による分離独立で創設。
ブリヂストン自転車の情報を調べているうちに、
ブリヂストン自転車設立以前の古いブリヂストン商標が載っている昭和27年の出版物に偶然出会いました。
ブリヂストン自転車設立以前の古いブリヂストン商標が載っている昭和27年の出版物に偶然出会いました。
最も古い商標は昭和8年に登録。
ブリヂストンタイヤ創業のたった2年後。
ブリヂストンタイヤ創業のたった2年後。
「石橋」そのもの。
(拡大)
同年後半に以下の2つの商標が登録されました。
注目!
「ブリヂストン」ではなく「ブリトン」と「ブリストン」。
「ブリヂストン」ではなく「ブリトン」と「ブリストン」。
その翌年(昭和9年)に以下の2つの商標が登録されました。
一つめに注目!
「ブリヂストン」ではなく「ブリッヂストン.」。
一つめに注目!
「ブリヂストン」ではなく「ブリッヂストン.」。
昭和11年の商標。
以下の商標は先に延べた昭和9年のキーストン商標によく似ています。
しかし、よく見ると上半部が少し短くて角度は少し急のように見えます。
以下のものは、上記と同年(昭和13年)のものです。
フォントが違うし上半部の首部分がなおさら短くなっていることに注目。
フォントが違うし上半部の首部分がなおさら短くなっていることに注目。
最後は昭和16年のものです。
「戦時中は、英語の使用は制限しようという風潮がありました。当社の社名についても、英語社名を変更せよという軍部の要請により、1942年2月に「日本タイヤ株式会社」と改めています。これにより1951年までの10年間、ブリッヂストンタイヤの社名は使われませんでした。」
次回、「ブリヂストン自転車 (①プロジェクトの選択)」 をもう少し見てみたいと思います。
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