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2020年2月29日 (土)

ゴールド三馬自転車 「ジャンクそれともお宝 第6回」

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

ゴールド三馬自転車連載の「ジャンクそれともお宝 第5回」で予告したように、
詳細 を2回に分けて見ています。
これが詳細の後半となります。

自転車の右側です。
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「ジャンクそれともお宝 第5回」 にて自転車前半シートチューブまで見ました。
今回は、チェーンケースから少しずつ後ろへ。
チェーンケースが上下に分かれる、ツーピーススプリットケース
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Hさんは、オリジナルパーツを再利用できるように全力を尽くして甦らせています。
チェ―ンケースがその努力を表しています。
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チェーンケースの元の状態をよく見て下さい。
私でしたら交換せざるを得ないと思い込みますが、Hさんは違います!
言葉は不要!!
ビフォア・アフター写真が全てを物語ります!!
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自転車の左側。
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ゴムブロックが結構擦り減っていてよく乗られた証です。
ゴムブロックは劣化して交換せざるを得なかったようですが、
同年代のゴムブロックを入手して使用しています。
コッターピン・カバーのビフォアー・アフターにも注目。
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チェーンケースのみならず、オリジナル小物や金具類も元の栄光に甦らせました。
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ボットムブラケット(ハンガー)の転写が消え去ってしまいました。
「ジャンクそれともお宝 第5回」 で述べたように転写が長年の風雨に晒されてほぼ消えていました。
調べに調べた結果、写真を見つけて塗装で再現されています。
転写マークを再現して貼る手もありましたが、すべてHさんの手塗装です!
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錆・錆・どこを見てもサ・ビ!
しかし、Hさんのマジックで…。
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オリジナル金具類も元の栄光まで甦らせました!!
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「三馬自転車」刻印付きの荷台。
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三馬自転車の刻印
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荷台に三馬のバッヂ
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七宝焼き製三馬商標バッヂ
バッヂは実に美術品そのもの

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三馬商標付きの反射板。
非常に見づらいですが、反射板を固定している小さなボルトに注目。
ボルトヘッド にも商標が刻印されています。
前泥除けステーバッヂを固定している小さなボルトと同じ)
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この特級ゴールド三馬號の詳細が、戦後の国産自転車黄金時代の昭和20年後半~30年前半 での最高級モデルだと裏付けています。
そして今、
Hさんマジックによって、一見ジャンクにしか見えない自転車を「宝」に甦らせたことに、全ての人が賞賛するでしょう!!

Hさんに脱帽!!!

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