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2020年8月17日 (月)

サス付き革製サドル(第四回)

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

今まで「サス付き革製サドル第一回」「サス付き革製サドル第二回」「サス付き革製サドル第三回」 の記事で、昭和20年代後半~30年代前半の最も一般的な革製サドルの3種類ハンモックサドル (800系)3本バネ付きサドル (750系)
とその二種類の組合せモデル(900系)を見て来ました。

今回の記事から、昭和20年代後半~30年代のあまり知られていないスタイルのいくつかを取り上げます。
まず、この珍しいデザインです。
製造会社によってモデル番号が異なっていましたが通常500系と呼ばれていました。
500系のなか他の類はサドルの先端のサスペンションによって異なります。

先端に800系 や900系 のようにコイルがあり、後ろに750系 や900系 のように2本バネがあります。
この500系の最大の特徴はベーススプリングにコイルになっています。

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後ろに2本バネ.
Img_9302b

鳥瞰図
Img_9302e_20200731054701

前述のように、500系は、サドルの先端のサスペンションがによってモデル番号が異なります。
見比べて下さい。

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Img_9333-copy

次回は、昭和20年代後半~30年代前半(1950年代)の別の革製サドルを取り上げます。

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コメント

畑屋のスパナを調べていて、このブログにたどり着きました。
私はコンビネーションレンチに関するブログを書いていますが、貴殿の自転車に対する情熱と情報収集力、ならびにそれを記事にする努力には敬服致します。
さて、1つ教えて頂きたいことがあります。
前述の通り、コンビネーションレンチを集めているのですが、畑屋にコンビネーションレンチがあったかをご存じでしたら教えて頂きたく。
東京の畑屋が独自の自転車工具カタログを発行していて、表紙にコンビネーションレンチの絵だけが描かれています。
表紙に59と赤字で数字が書かれているので、1959年のカタログかとおもいます。
突然のお願いになりますが、回答を頂けると幸甚です。
畑屋のスパナとコンビネーションレンチに関してブログを書きましたので、よろしければご覧になって下さい。
https://ameblo.jp/corgibell/entry-12620257696.html
https://ameblo.jp/corgibell/entry-12620186340.html

ご連絡をありがとうございました。
ブログを拝見しました。
そちらこそ国内外問わずスパナ―に対する情熱が伝わりました。
実に素晴しい。
畑屋のコンビネーションレンチについて調べます。
少し時間下さい。
お手数ですが、調べている間に情報交換ができるようによろしければメールを下さい。
showajitensha@hotmail.co.jp
よろしくお願いします。

コメント、有り難うございます。
貴殿宛てにメールを発信させて頂きました。

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