サス付き革製サドル(第六回)
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
今まで「サス付き革製サドル第一回」,「第二回」,「第三回」,「第四回」の「第五回」記事で、昭和20年代後半~30年代前半の革製サドル5種類800系、750系 、900系、500系と600系それぞれを見て来ました。
今回の記事でサス付き革製サドルをまた取り上げますが、このサドルはそれほど知られていません。
製造会社によってモデル番号が異なり、通常1300系と呼ばれていました。
今まで見て来たモデル(800系), (750系), (900系) (500系) と比較して、1300系は先端のサスペンションが少なく、ベーススプリングは1本しかなく、2本の(600系)より少ないです。
(750系), (900系) , (500系).(600系) のサドルの後ろは同じようにバネ2本ですが、1300系は構造が違います。
1300系のサスペンションによってモデル番号が異なります。
見比べて下さい。
1320
頑丈なベーススプリング
今まで見て来たモデルと違ってベーススプリングがプレス工程による鋼板で出来ています。
1350A
ベーススプリングは2本、先端のサスペンションはダブル巻きコイル。
1350B
ベーススプリングは2本、先端のサスペンションはシングル巻きコイル。
次回は、昭和20年代後半~30年代前半(1950年代)革製サドルのメンテで使用されたいくつかの工具を取り上げていきます。
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