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2021年1月

2021年1月31日 (日)

サス付き革製サドル(第十回)

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

今まで「サス付き革製サドル第一回」「第二回」「第三回」「第四回」,「第五回」,「第六回」の記事で、
昭和20年代後半~30年代前半の革製サドル6種類800系750系 、900系500系600系1300系それぞれを見て来ました。

そして、前の三つの記事(第七回),(第八回)(第九回) で、
サス付き革製サドルの手入れ用の専用手工具ハンモックサドル用の「皮張り器」「バネ開き器」「サドル(メガネ)レンチ」を見て来ました。

今回は、「サドルナット(移し替え)スッパナー」という手工具 を見てみましょう。(左の工具) 

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「サドルナット(移し替え)スッパナー」
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サドルを組み立てる時に、バネをサドルに固定するナットを移動して締めるために使用される工具です。
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全体が薄くて、ちょうどいい角度になっているため、狭いバネ・コイルの間に入ります。
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一端はナットを一時的に保持できるようにネジ山が切ってあります。
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もう一端はナットを締め付ける用です。
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(12mmナット用)
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ナットを一端に取り付けて、バネ固定用のボルトに移し替えるまでの落下防止。
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ちょうどいい角度になっているため、狭いバネ・コイルの間に入りやすくてナットを工具からボルトに移し替えができます。
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移し替えたらもう一端を使用してナットを締めます。
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「サドルナット(移し替え)スッパナー」は、サドルを組み立てる時に便利な工具です。
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次回は、
革製サドルの手入れで使用する別の手工具を取り上げます。

2021年1月17日 (日)

Sprung Leather Bicycle Saddles (Part 10)

次回この記事の日本語版を投稿します。

In the first six posts, Sprung Leather Bicycle Saddles (Part 1), (Part 2)(Part 3)(Part 4), (Part 5) and (Part 6) we took a look at various leather saddle styles from the 1950's: (800 series)(750 series), (900 series)(500 series), (600 series) and (1300 series) respectively.  And, in the previous three posts (Part 7) , (Part 8) and (Part 9) we looked at tools used to maintain sprung leather saddles, specifically the "hammock saddle stretcher", "saddle spring spreader" and the "saddle box end wrench".

In this installment we shall take a look at a tool called the "saddle nut transfer spanner" (shown on the left). 

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This is the "saddle nut transfer spanner".
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It is used to transfer and tighten the nuts which hold the springs to the saddle during reassembly.
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The tool is thin with one end angled appropriately to enable it to easily fit between the narrow spring coils.Img_0070

This is the transfer end which temporarily holds the saddle nut.
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This is the open end for tightening saddle nuts.
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The open end size is 12mm.
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The nut screws on to the transfer end to hold it in place and prevent it from dropping during installation.Img_0085
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The angled end enables the tool to fit between the coils to transfer the nut to the saddle spring bolt. 
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Once the nut has been started, the open end is used to tighten down the nut.Img_0090
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The "saddle nut transfer spanner" is a handy tool to have when reassembling saddles.

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In the next installment, we shall continue to look at another tool used to maintain sprung leather bicycle saddles.

2021年1月 2日 (土)

サス付き革製サドル(第九回)

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

今まで「サス付き革製サドル第一回」「第二回」「第三回」「第四回」,「第五回」「第六回」記事で、
昭和20年代後半~30年代前半の革製サドル6種類800系750系 、900系500系600系1300系それぞれを見て来ました。

そして、前回と前々回の記事(第七回)と(第8回)で、サス付き革製サドルの手入れ用の専用手工具ハンモックサドル用の「皮張り器」「バネ開き器」を見て来ました。

今回は、「サドル(メガネ)レンチ」という手工具 を見てみましょう。

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サドルのレストアをする際、とリベットがすべて良好な状態であっても、サドル・ハードウェアの錆びを落とすか、最悪の場合は部品交換する必要があります。
サドル・ハードウエアの徹底的な錆落し方法は、サドルを分解し部品を1つずつ錆落とすしかありますん。
サドルを分解するとなると、「サドル(メガネ)レンチ」は不可欠な道具です。
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錆は時間が経つにつれて広がる一方。
手が届かない箇所が多く分解するしかありません。
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サドル(メガネ)レンチ
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サドルにバネを固定するナット類を緩めたり締めたりするための専用工具です。
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一端は10㎜ナット用、もう一端は12mmナット用です。
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薄くちょうどいい角度になっているため、狭いバネ・コイルの間に入ります。
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10mm端はバネ下部のナット用。
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12mm端はバネ上部のナット用。
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前述したように錆を徹底的に落とすため、分解して部品一個ずつに対応するしかありません。.
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錆を落としたら、組み立てる時もサドル(メガネ)レンチの出番。
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次回は、
革製サドルの手入れで使用する別の手工具を取り上げます。

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