丸石風切(カンガルー)第1回
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
前々回「マヤム風切」と前回「月キリンの風切」と同様に、今回も風切を見てみたいと思います。
丸石のシンボルはカンガルーです。
しかし、自転車とカンガルーにどのような関連があるのかピンときません。
調べに調べましたが、まだ具体的な理由に辿り着いていませんので、これはあくまで個人的な推測になります。
1884年、イギリスのコベントリーにHillman Herbert & Cooperという会社がやや小さ目のオーディナリ自転車を作って、カンガルーと名付けました。
(写真提供 ONLINE BICYCLE MUSEUM)
1892年に同社は社名をPremier Cycle Co. Ltd.に変更しましたが、ロゴとしてカンガルーをそのまま使用。
丸石商会の沿革は1907年に遡って、カンガルーを商標としてプりミアモデルを製造していました。
したがって、両社が同様の立っているカンガルーを使用しているため、丸石商会の長い歴史で初期のある時点で、Premier Cycle Co. Ltd.と何らかの形で手を組んだ可能性が高いと推測されます。
(写真提供 ONLINE BICYCLE MUSEUM)
Tさんが送って下さいました傑出した丸石自転車のプレミア自転車の写真をご覧ください。
昭和20年代後半~30年代前半国産自転車の典型であり、商標(カンガルー)の刻印だらけです。
Premier Cycle Co. Ltd.や丸石商会のカンガルーのルーツについて情報がありましたら、連絡してください。
showajitensha@hotmail.co.jp
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