丸石風切(カンガルー)第6回
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
この連載(第1回、2回、3回、4回)では、
丸石商会が使用しているカンガルー商標の起源は、明治45年(1912年)にイギリスのコベントリーPremier Cycleから輸入したプリミアモデルだったことに辿り着きました。
そして前回(第5回)で、丸石商会は1912年より前から、米国ニューヨーク州バッファロー市のPierce Cycle Companyから自転車を輸入していたことを指摘しました。
ここまで丸石商会がプリミヤモデルに使用していたカンガルー商標に注目して来ましたが、実は商標をもう一つ使用していました。
それは、読んで字のごとくになっています。
丸(〇)の中に石➡丸石
丸石商標付き保証メダル
丸(〇)の中に石➡丸石
丸石商標付きヘッドバッジ.
看板や広告などにも
(以下の広告に丸石商標が4つありますが、見つけられますか)
前掛けにも
昭和31年(1956年)の輸出カタログ広告に、丸石ビルディング屋上のネオンサインの商標が載っています。
当時、取り扱っていたブランド名に注目。
・Premier
(元々イギリスのコベントリーPremier Cycleから輸入)
・Pierce
(元々米国ニューヨーク州バッファロー市のPierce Cycle Companyから輸入)
・Golden Arrow
(不明)
・Maruishi
(独自ブランド)
次回、丸石の最終投稿では、昭和6年(1931年)に完成し、現在も「日本の有形文化財」として登録されている丸石ビル(上)を取り上げたいと思っています。
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