ヘッドランプ 第7回
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
このヘッドランプ連載は、
「ヘッドランプ第1回」(国産ヘッドランプの紹介)
「ヘッドランプ第2回」(さまざまな取り付け位置とランプ掛け)
「ヘッドランプ第3回」(昭和30年以前3つの特徴)
「ヘッドランプ第4回」(昭和30年以降の特徴)
「ヘッドランプ第5回」(補助球、速度計、走行距離計付きランプ)
「ヘッドランプ第6回」(照射光焦点調節)
今回の投稿では、ヘッドランプをダイナモに接続する電線(コード)を見てみたいと思います。
実は、電線そのものは何も面白くありません。
何が面白いかというと、電線の「編み方」です。
昭和20年代後半~30年代前半(1950 年代)まだレストアされていない当時そのままの状態の下記の写真の電線に注目してください。
自転車が風雨にさらされていても、電線は他の部品より大抵良い状態になっています。
写真の例では、すべての電線がチェーンステッチ(鎖編み)で編まれていることに注目してください.
このチェーンステッチの機能は2つ。
基本機能は、余った電線を切り落とさずに短くできること。
切り落としたら勿体ない主義の概念に反してしまいます。
もう一つは二次機能、つまり美的な機能です。
軽快車や実用車の場合、ダイナモは主にフォークに取り付けられていました。
ただし、軽運搬車や重運搬車と同様にシートステーに取り付けられた場合もありました。
個人的にシートステーに取り付けるのが好みです。
シートステーからダイナモまでチェーンステッチを使いました。
やりすぎ?
この編み方の良いところは、電線の余った分を捨てずに再利用できるだけでなく、装飾的でもあることです。
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