丸金(マルキン)自転車 (番外編)
I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.
静岡県の修復家Mさんが、昭和自転車がいかに凝った細工で作られているかを知ってもらいたいとの思いで、追加の写真を送ってくれました。
これらの写真は、昭和自転車愛好家にとってはめったに見られない部分を閲覧できる貴重な機会となります。
では、見てみましょう。
マルキン自転車株式会社が実際に販売用に使用していたフレームカットアウトモデルの写真です。
1950 年代、自動車はまだ大多数の家庭に手が届かず、手頃な価格の主な個人交通手段は自転車でした。
実用性を重視しました。
自転車は鋼鉄でできているため、あらゆる天候で使用され、舗装された道路は原則ではなく例外であるため、強度、防水性、防錆性が求められました。
これらの重要な特性を強調するために、カットアウトモデルはマルキンだけでなく多くのメーカーで使用されました。
エナメル塗装、クロームメッキパーツ、金線引き、バッジ、刻印、転写マークは魅力的ですが、塗装の下や内側を覗く機会はありません。
売り手はカットアウトモデルを使用すると、買い手に製品の内部の品質を肉眼で確認してもらうことができます。
下地、塗装・フレームバテッドチューブおよびラグの厚み、錆を防ぐために講じられた措置など見えます。
ヘッドチューブのカットアウトモデルだけでなく、重要なボトムブラケットのカットアウトモデルも、メーカー製品の品質を強調するために使用されています。
このようなカットアウトモデルを見ると、なぜ昭和自転車が非常に頑丈で、元の所有者よりも長持ちすることが多いのかが容易に理解できます。
最後に、余談ですが、M さんは愛車のマルキン自転車に合わせるために、本物のビンテージ・マルキンつなぎ服を手に入れました。
Mさんを応援します!
頑張ってください。
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