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2024年1月

2024年1月28日 (日)

輪タク

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels. 

昔、自転車タクシーは輪タクと言いました。
写真は
ヤフーオークションのパブリックドメインであり、数年前のものです。

自転車は株式会社山口自転車工場が製造したものですが、まずはキャブ(サイドカー部分)から見てみましょう。
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いい天気の日にはコンバーシブルトップ(雨除け)を下ろしてオープンカー状態に。
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悪天候の際はコンバーシブルトップ(雨除け)を上にして助手席を覆います。
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車内
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前面にある 2 つのスクリーンと角度調整可能なフロントガラスにより、コンバーシブルトップが上がっている状態の時に換気が可能になりました。
換気パネルに取り付けられたランプブラケットにも注目してください。
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サイドカーは株式会社山口自転車工場のマルワイ実用自転車に取り付けています。
マルワイ風切りと色あせた華やかな金線引きに注目してください。
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登録証バッジ。
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茅ヶ崎市博物館に当時の輪タクがあると聞き、一度見に行ってみたいと思っていましたが、
残念ながら、一年中展示されているわけではないそうです。
写真を使用する許可をいただきました。
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次回も輪タクの話が続きます.

2024年1月14日 (日)

Bicycle Sidecar (Old Pedicab)

次回、この記事の日本語版を投稿します。

Here is an old pedicab (aka cycle rickshaw), known as RINTAKU in Japanese.  The photos were in the public domain and appeared on the Yahoo Japan auction site several years back.

The bicycle was manufactured by the Yamaguchi Bicycle Factory Co. Ltd., but first let's look at the cab.
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The pedicab is actually a sidecar attached to the bicycle.
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The convertible top could be rolled back in nice weather.
(example)
Open-sidecar

The top was raised in cold or inclimate weather.
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Cab interior
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The two large screens at the front, and adjustable windshield, enabled ventilation when the top was up.
Also, note the lamp bracket mounted on the ventilation panel.
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The cab was mounted to a MARUWAI utility cycle manufactured by Yamaguchi Bicycle Factory Co., Ltd.
Note the MARUWAI fender ornament and faded ornate pinstriping.
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 Registration badge.
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I was hoping to get a first had look at one of these as there was one on display at the Chigasaki City Museum of Art.
Unfortunately, it is not on display year-round; however, the museum granted me permission to use their photos.Chigasaki-facebook-1001158_5479731019287
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In the next English post we will continue to look at pedicabs.

2024年1月 1日 (月)

金線の引き直し方

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels. 

国産ビンテージ自転車愛好家なら、
山口自転車マルワイ號」や「ゴールドミツウマ自転車ジャンクそれとも宝」の二重金線引きに至るまで細部にこだわるレストレーションを思い出すかもしれません。

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今回は、消えてしまった金線の引き直し方を修復家のHさんが紹介してくださったので引用します。

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『かつて、職人さんはフリーハンドで金線を引いていたといいます。が、それは熟練のなす技であって、一般の方には到底無理でしょう。
ここではマスキングテープを使った線引きについて、全ケース、二重線を例に説明します。

0.下準備
・曲面用マスキングテープ(幅5mm、3mm、2mm)
・マスキングテープ(幅1mm:二重線等間隔用)
・金線引き用の塗料(ガイアノーツなど模型用でよい)
・ペイント薄め液(シンナー)
・筆
・塗料皿
・水(僅かに界面活性剤を加えるとよい)
※マスキングテープは、貼ったり剥がしたりの位置調整を容易にするため、「水貼り」します。
・紙やすり(粒度#1000番または2000番)

1.外側線
・曲面用のマスキングテープ(ビニル製)を用意します。
・幅5mmのものでもよいですが(それでも全ケース程度の曲率なら十分曲がる)、細筆で塗るなら幅3mmがよいでしょう。
 慣れれば幅2mmのテープでもはみ出さずに塗れるようになります。
・まず1本目、外側の金線です。
・マスキングテープを等間隔に貼り付けます。目分量で構わないですが、ちょっとでも「おかしい」と感じたら躊躇なく貼り直すことが大事です
 (写真01)。
・テープが重なる部分は、爪を隙間に押しつけて密着させるようにしますが、それでも塗料が毛細管現象でわずかに伝わってしまいます。
 こうなった部分は後で黒を塗って消します。
・金線は、下地の黒が溶け出さないよう、擦らずに「乗せる」ように塗料を盛り付けます。
・ある程度乾かしたら、二度塗りします。3度目を塗るとなおよいでしょう(写真02)。
・【重要】マスキングテープを剥がすときは、テープを折り曲げて鋭角状、いわば「ヘアピン」状に剥がしましょう(写真03)。
     鈍角で剥がすと、塗料がテープに持って行かれ、一緒に剥がれてしまいます。

写真01
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写真02
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写真03
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2. 内側線
・次いで、内側の緑色を塗ります。
・二本の曲線が等間隔であることが大切ですので、まず金線の内側に、幅1mmのマスキングテープを貼ります(写真04)。
・その上で、2mmまたは3mm幅の曲面用マスキングテープを貼っていきます。
・間隔調整用の1mm幅マスキングテープを剥がします。
・1.同様に緑色を2-3度重ね塗りし、マスキングテープを剥がします。

写真04
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3.調整
・マスキングテープの継ぎ目から塗料がはみ出した部分がある程度生じてしまいます(写真05)。
・こうしたはみ出し部分は、完全乾燥後、まず紙やすり(粒度#1000-2000番)で水研ぎし、周辺と段差がなくなるよう均します。
・その上で、金線、緑線の上にマスキングし、今度は黒塗料を乗せます(写真06)。
・マスキングテープを剥がした金線、緑線の境界線部分に段差が生じるので、#1000-2000番の紙やすりで水研ぎし、均します。
・完成しました(写真07)。』

 写真05
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写真06
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写真07
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金線の引き直し方を共有していただき、ありがとうごじました。

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