« Yamaguchi Bicycle, ‟Smart Lady”    The Original ‟Mama-chari”(Part 2) | トップページ | Yamaguchi Bicycle, ‟Smart Lady”    The Original ‟Mama-chari”(Part 3) »

2025年11月23日 (日)

山口自転車のスマートレディー         ママチャリの源 (第2回)

I'll be back with another English post soon until then stay trued and happy wheels.

前回の「山口自転車のスマートレディー・ママチャリの源 (第1回)」では1956年当時、婦人車は市場の10%にも満たず、自転車に乗れる女性は60%程度しかなかった時代だったことをお伝えしました。

山口自転車工場 は、女性のニーズに応え、自転車乗りが美容運動になり自転車普及を目的とした画期的なモデル
スマートレディー自転車」を出しました。
山口静江さん(下の写真)は、スマートレディコンセプトの立案者です。
Img_0583_20251106170801

まず、1946年に第二次世界大戦後初の衆議院議員に選出された女性政治家の一人であり、女性の権利と解放を強く訴えました。次に、そしておそらくもっと重要なのは、山口自転車の創業者兼社長である父、山口重彦のもとで働いていたことです。スマートレディのコンセプトをお父さん(社長)に提案したのは山口シヅエ氏でした。

婦人に楽しく乗れる美しい軽快な素晴らしい自転車が値も安く出来ないものかと父(社長)に話しておりました。

当時、多くの女性は家庭に一台しかなかった男性用の実用車に乗っていました。
トップチューブ/クロスバーの存在と、ヘッドチューブとシートチューブの長さに注目。)
P1120834
P1120817
P1120451
P1120380_20251106172801

当時、自転車は2か月分の給料に相当する値段がつき、貴重な財産でした。
結婚は主に見合い結婚(54%)で、女性用の自転車が嫁入り道具の一部になることが多かったです。(下記の写真)

注: 花嫁は背景にいます。
嫁入り道具には、家具、足踏みミシン (右)、洗濯機 (左)、自転車が最前面にあります。
興味深いことに、自転車をよく見ると、偶然にも山口自転車製であることが分かります。
ハンドルに取り外しが簡単で便利な手提籠と取り外しやすい手提げランプを除けば、ステップスルー フレームと低いシート チューブ、手が届きやすい上がりハンドル、白いセルロイド製の握り風切り、スカート/着物を保護するフル泥除けとチェーンケース、スカート/着物の裾が挟まれぬように後輪の泥除けにガーネット付き、サス付き革製サドル、シートチューブの後ろに携帯用空気入れ(ポンプ) など、スマートレディーと驚くほど似ています。
P1120497
(下記: 比較用のスマートレディー)
Img_500_20251106194201

このシリーズの次回では、スマートレディがママチャリの元祖となったことを見ていきます。
ママチャリとは、実用的な日常使いのために設計された国産製の実用自転車、日本におけるオランダの「オマフィー Omafiets」←(リンク英語のみ)」です。

« Yamaguchi Bicycle, ‟Smart Lady”    The Original ‟Mama-chari”(Part 2) | トップページ | Yamaguchi Bicycle, ‟Smart Lady”    The Original ‟Mama-chari”(Part 3) »

パーツ関係 (Parts Related)」カテゴリの記事

日本語の記事 (Postings in Japanese)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Yamaguchi Bicycle, ‟Smart Lady”    The Original ‟Mama-chari”(Part 2) | トップページ | Yamaguchi Bicycle, ‟Smart Lady”    The Original ‟Mama-chari”(Part 3) »