フォト
無料ブログはココログ

昭和レトロ自転車 (Vintage Bicycles)

2009年12月 6日 (日)

現代の自転車に見かけない言葉

先週まで4回連続でバッジを取り上げました。
昭和自転車ファンの方からメールを頂きました。ありがとうございます!
写真を見て、現代の自転車に見かけない、「謹製」という言葉に気付いたそうです。

「謹製」というのは昭和30年代前の自転車に見かける言葉です。

国語辞典で調べると「心を込めて、謹んで作ること」と書いてあります。
まさに昭和30年代以前の職人さんを感じさせます。

丸石のプリミア号のヘッドチューブ。
一番下のバッジに「丸石自転車謹製」と書いてあります。14655925_323585313

丸嘉のシートチューブ。
「丸嘉株式会社自轉 車工場謹製」。Img_9286

水谷輪業のセラフ号のシートチューブ。
「通産省大臣賞受領車 水谷輪業株式会社謹製Dsc06662

関根自転車のシートチューブ。
「株式会社 関根自転車工場謹製
Dsc06852

マグネト号の革サドルのバッジ。
「マグネット自転車株式会社謹製Img_7520

安藤自転車の革サドルのバッジ。
「株式會社 安藤自転車工場謹製

Img_9797

拙い日本語で至らない点も多いかもしれませんが、
一応、ブログを「謹製」しているつもりのリチャードでした。

2009年11月29日 (日)

バッジ 【④】

昭和30年代までの自転車の特徴の一つはバッジです。
今まで下記の①~⑧を見ました。
今週には最後の三つを取り上げます。

①ヘッドバッジ
②ハンドルバッジ
③前泥除けステーバッジ
④前泥除けバッジ
⑤リア泥除けステーバッジ
⑥サドルバッジ
⑦シートチューブバッジ
⑧チェーンケースバッジ
⑨リアブレーキバッジ
⑩ダイナモ(発電機)バッジ
⑪荷台バッジヘッドバッジ(2枚付いていた場合もありました。)

⑨リアブレーキバッジ
少し珍しいのはリアブレーキバッジ。
P1000264

P1000265

Dsc06946


⑩ダイナモ(発電機)バッジ
Img_7721

Dsc06658

Img_8149

14655925_1236751929

14655925_3098587400   

⑪荷台バッジ
5e99

575f

8b97

Getattachmentcary668q

おまけ
バッジではありませんが、リムに刻印があります。
「ライン入り」のリムもあって結構しまります。Dsc05457 Dsc05356Dsc05471Dsc05467 

2009年11月22日 (日)

バッジ 【③】

昭和30年代までの自転車の特徴の一つはバッジです。

先々週は、下記の「①ヘッドバッジ」と「②ハンドルバッジ」を少し見ました。
先週は、 「③前泥除けステーバッジ」「④前泥除けバッジ」「⑤リア泥除けステーバッジ」を少し取り上げました。

今週は、「⑥サドルバッジ」と「⑦シートチューブバッジ」と「⑧チェーンケースバッジ」を少し見てみたいと思います。

①ヘッドバッジ(2枚付いていた場合もありました。)
②ハンドルバッジ
③前泥除けステーバッジ(2枚)
④前泥除けバッジ
⑤リア泥除けステーバッジ
⑥サドルバッジ
⑦シートチューブバッジ(2~3枚も付いていた場合もあります。)
⑧チェーンケースバッジ(2枚付いていた場合もありました。)
⑨リアブレーキバッジ
⑩ダイナモ(発電機)バッジ
⑪荷台バッジ

古い海外製の自転車にももちろんヘッドバッジが付いています。
しかし、私の知っている限り、海外製の自転車にはここまでのバッジは付いていません。
これは日本人の「家紋」の文化にルーツにあるかな・・・?

⑥サドルバッジ
昔のサドルは革製です。
バッジはサドルの後ろに付いています。
Img_7520 Dsc06644
Dsc06502
Img_0117
Dsc07375 P1000052

⑦シートチューブバッジ
Dsc06663Dsc06662  Img_9287

注: 自転車の「転」という漢字は古い方の「轉」
七宝製バッジは実に綺麗で工芸品そのもの。 Img_9286 

⑧チェーンケースバッジ
昔のチェーンケースもよく出来ています。
2枚のバッジが付いているケースは少なくはありません。
Img_9243

Dsc06889 Dsc06888

Photo

Dsc06498

下記のバッジの「水谷の自転車」の字は七宝製。
Dsc06524

Img_9327

Photo_2 Photo_3

次回につづきます。      

2009年11月15日 (日)

バッジ 【②】

昭和30年代までの自転車の特徴の一つはバッジです。

先週、下記の「①ヘッドバッジ」と「②ハンドルバッジ」を少し見ました。
今週は「③前泥除けステーバッジ」と「④前泥除けバッジ」と「⑤リア泥除けステーバッジ」を少し見てみたいと思います。

①ヘッドバッジ(2枚付いていた場合もありました。)
②ハンドルバッジ
③前泥除けステーバッジ(2枚)
④前泥除けバッジ
⑤リア泥除けステーバッジ
⑥サドルバッジ
⑦シートチューブバッジ(2~3枚も付いていた場合もあります。)
⑧チェーンケースバッジ(2枚付いていた場合もありました。)
⑨リアブレーキバッジ
⑩ダイナモ(発電機)バッジ
⑪荷台バッジ

古い海外製の自転車にももちろんヘッドバッジが付いています。
しかし、私の知っている限り、海外製の自転車にはここまでのバッジは付いていません。

③前泥除けステーバッジ
前泥除けに2箇所付いています。
小さなネジの頭を良く見て下さい。
バッジと同じ社ロゴが縮小されています。Img_7717

Img_7600

④前泥除けバッジ
昭和40年に近づくにつれてバッジからデカールに変わる傾向が見られます。

前泥除けバッジ
Photo_2

前泥除け(デカール)
Img_7601

⑤リア泥除けステーバッジ
ヘッドバッジとリア泥除けステーバッジは七宝製のものもありました。
Dsc06493

Img_8139zzz

Img_8136

Img_7635

14655925_880604908 Getattachmentca9dlsqy Img_0508

次回につづきます。
お楽しみに!


 

2009年11月 8日 (日)

バッジ 【①】

昭和30年代までの自転車の特徴の一つはバッジです。

①ヘッドバッジ(2枚付いていた場合もありました。)
②ハンドルバッジ
③前泥除けステーバッジ(2枚)
④前泥除けバッジ
⑤リア泥除けステーバッジ
⑥サドルバッジ
⑦シートチューブバッジ(2~3枚も付いていた場合もあります。)
⑧チェーンケースバッジ(2枚付いていた場合もありました。)
⑨リアブレーキバッジ
⑩ダイナモ(発電機)バッジ
⑪荷台バッジ

古い海外製の自転車にももちろんヘッドバッジが付いています。
しかし、私の知っている限り、海外製の自転車にはここまでのバッジは付いていません。
これは日本人の「家紋」の文化にルーツにあるかな・・・?

特にヘッド・シートチューブ・リア泥除けステーバッジの加工が素晴らしい。
全体またはその一部は七宝製のもありました。。
Img_8753

工芸品と思わせる程細かいところまで丁寧に仕上げています。
現代の自転車にはバッジをあまり見かけません。
しかし、このような七宝製バッジはとてもいい味です。
Img_8251

当時の七宝加工の作業様子です。
「マスコットマーク 七宝加工」
Img_9372

自転車にどこに、どのようなバッジが付いていたかいくつかの例を少し見てみましょう。

①ヘッドバッジ
(2枚付いていた場合もありました。)

Img_921714655925_3012866778 

②ハンドルバッジ
Img_9230Img_9360
Pic_1663Img_8679_2

次回につづきます。
お楽しみに。 

2009年10月31日 (土)

Sun Rabbit 軽運搬車

先日、多摩川(関戸橋)自転車フリーマーケットで古い自転車が好きな方々とお話しして、とても楽しかったです。

皆さんの「昭和自転車」との出会いは様々ですね。

KIさんという方は奥さまと一緒にいらっしゃいました。
勤務先が変わって、築地の近くを通るようになりました。
通勤時、バスの窓から実用車を見て「実用車はカッコイー」と気付いたそうです。

オークションでいろいろ探したら「サン ラビット」を落札して手に入れた、とのこと。

これは「低床式・軽運搬車」です。
まだ、レストア前の状態で、使用感たっぷりでいい味です。

スタンドは普通の実用車用のスタンドで、オリジナルじゃないそうです。
Getattachmentca3fx0dj

「Sun Rabbit」の風切り です。
跳んだウサギの下に旭。
Sunrabbit_02

軽運搬車・重運搬車の補助フォーク 。
ランプ・ブラケットにもサンラビット社ロゴSunrabbit_03

ヘッドバッジ
再塗装するか、そのままにするか、悩まれそうですね。
こちらは塗装できるようになりたい。
でも設備と場所の問題です・・・
Sunrabbit_09

これはお見事!
クランクホイルを見てください。
ウサギ3羽の切り抜きデザイン。
普段はカバー(目玉)が付いていて、誰も見えないところまで職人さんがこんなに綺麗に仕上げるのが昭和自転車の好きな理由です。
つまり、現在のものは必要な仕様までぎりぎり。
しかし、当時のものは必要な仕様以上
だからこそ、自転車より工芸品です。Sunrabbit_06
インターネットで「実用車」を検索すると、ウィキピディアにこう書いてあります。

「昭和30年代に売られていた実用車と現在のそれとでは、相当に変化がある。
現代では軽快車など他ジャンルとの共通部品も多く、特徴も薄れているが、往年の実用車は職人気質で丁寧に仕上げられ、細部まで磨きこまれ、ネジ一本まで装飾を施し、風切りや七宝製バッジ、フレームに引かれた金線など一種の様式美を備えていた。」

泥除けステーのバッジにもサン・ラッビット社ロゴSunrabbit_07

大きな荷台です。
サドルのバネがスゴイ。
このようなサスペンション付きサドルがいい。
残念ながら、革は破れています。
運搬車のハンドルはまっすぐでの特徴があります。
このようなハンドルは「一文字型か少し開いている方はトンビ」と言います。Sunrabbit_08

欠品は少なくてやり甲斐があるプロジェクトです。
完成したら、是非拝見させて下さい。

A great big thank you goes out to KI-san for sharing his photos with us.
If you have photos you would like to share with other enthusiasts please send them to me at showajitensha@hotmail.co.jp

もし、古い自転車(運搬車・実用車など)お持ちの方がいらっしゃれば、是非愛車のお写真を送ってください showajitensha@hotmail.co.jp  

 

2009年10月24日 (土)

旧家の納屋から

先日、福岡県のSHさんという方が写真付きメールを下さいました。
旧家の納屋に残されたセキネ自転車のHOEI号です。
Cimg4930

まず、ヘッドバッジを見てみましょう。
ヘッドチューブには上部と下部にバッジが付いています。
Cimg4933

七宝焼で出来ているバッジは50年前以上と思えない程きれいですね。
「セキネ SEKINE WORKS  HOEI」と書いてあります。
Cimg4936

このようなもの造りがたまりません!
「日本 東京  TRADE  CS  MARK  株式会社関根自転車工場」
Cimg4935

Cimg4932

風切りと保険証は元々付いてなく、昔、セキネの卸し問屋に譲ってもらったそうです。
車体は昭和30年前後ですが、風切りはその後と思われます。

保険証もこの車体のオリジナルではなくても、素晴らしいものです。

通産省大臣賞受領。マグネット号① マグネット号② セラフ号 参照

Cimg4947 Cimg4945

クランクアーム、コッターピンカバー、チェーンケースの目玉
コッターピンカバーはネジ一本だけで止めるのが注目。Cimg4937

チェーンケース固定金具にはマイナスネジ、形もオシャレなデザイン。
泥除けステーにちゃんと社名「CS」も付いています。
Cimg4938

荷台に「セキネ」の刻印
Cimg4939

リア泥除けステーバッジも七宝焼。
固定ネジの頭部にも社名CS]の刻印。
Cimg4940

リア反射板
固定ネジの頭部にも社名「CS]の刻印。
Cimg4941

A great big thank you goes out to SH-san for sharing his photos with us.
If you have photos you would like to share with other enthusiasts please send them to me at showajitensha@hotmail.co.jp

もし、古い自転車(運搬車・実用車など)お持ちの方がいらっしゃれば、是非愛車のお写真を送ってください showajitensha@hotmail.co.jp  

2009年10月18日 (日)

2010年 「昭和自轉車 クロースアップ」カレンダー 【販売開始】

17日(土)多摩川(関戸橋)自転車フリーマーケットに行ってきました。
より多くの方々に昭和自転車の素晴らしいもの造りを分かっていただけるよう、2台の自転車に乗っていきました。(水谷セラフ、丸嘉ミドー号)

「えっ?、どうやって2台乗った?」

それは。。。
一台を一キロ乗って駐車して、鍵を掛けてから、歩いて戻り、2台目を2キロ(途中に1台目を通り越す)乗りました。
その繰り返しで、トータル12キロ(片道)。

朝5時半に出発して関戸橋に着いたのは8時。
これはまた遅い(昨年より遅く着いてしまった)
6時までに着かないといい場所が残っていません。

一番端っこに店開きして、「昭和自轉車 クロースアップカレンダー」が40冊以上売れました。
昨年もカレンダーを購入したよ」や「ブログをいつも見ていますよ。」と一言かけてて下さった方もいらっしゃり、
感謝しています。

2010年 「昭和自轉車 クロースアップ」カレンダー 
 
shine【販売開始 限定品】shine

限定販売品
ヤフーオークションに
2010年「昭和自転車」オリジナル・カレンダー (実用車)」
検索して下さい。
Img_9352

2009年10月11日 (日)

2010年 「昭和自轉車 クロースアップ」カレンダー(完成)

先週のカレンダーがまもなく完成のつづき。

「2010年のカレンダー」は完成しました。
2009年手作り昭和自轉車カレンダーと違って完成車ではなく、月別に昭和自轉車の特徴(良さ)を紹介します。
何年先のことですが、いつか、国内・海外の自転車が好きな方のために、当時の日本製実用車の素晴らしい物造りを写真集にまとめたいと思っております。

カレンダーのタイトルは「昭和自轉車クロースアップ」。
今回は月別に昭和自轉車の特徴の写真とその特徴の説明も付けました 。

カレンダーとその内容を少しだけ覗いてみましょう。

表紙 (サイズA4 横)
Img_9352_2

作成者の紹介(1ページ)
2008年12号のCYCLE SPORTS雑誌掲載のインタービュー(1ページ)

1月: 七宝焼きバッジ 下記
 (2010年1月の隣に説明があり)
Img_9351_2

6月:3層塗装と風切り(マスコット)下記
Img_9350_3

これ以上紹介すると楽しみがなくなります。

今週、印刷と製本作業に入ります。
来週につづく・・・

2009年10月 4日 (日)

2010年のカレンダー(まもなく完成)

昭和自轉車との出会いから、まもなく3周年になります。
昨年、写真集が欲しくて、探しに探しましたが存在しないようです。
存在しないならば、自分で作ればいいと思って資料や写真など集め始めました。
まだまだ本になる材料はなくて、取り合えず、自分のために昭和自轉車カレンダーを作成しました。

これは予想もしなかったきっかけとなりました。
元々販売目的ではなく、昭和自轉車が趣味なので1冊手作りしました。
ブログに手作り昭和自轉車カレンダーを載せたら、「そのカレンダーはどうやって買えますか」とか「僕も欲しい」とか「3冊下さい」などの連絡が殺到しました。

多摩川自転車フリーマーケットに出したら、全部売れてただけではなく、あの有名なCYCLE SPORTS雑誌に僕のインタービューが掲載されました。

「2010年のカレンダー」はまもなく完成します。
昨年と違って完成車ではなく、月別に昭和自轉車の特徴(良さ)を紹介します。
いつか、国内・海外の自転車が好きな方のために、当時の日本製実用車の素晴らしい物造りを写真集にまとめたいと思っております。

カレンダーのタイトルは「昭和自轉車クロースアップ」。
今回は月別に昭和自轉車の特徴の写真とその特徴の説明も付けました 。

Img_9348_2

月別に特徴のアップ写真と説明が付いています。
まだ編集中です。
完成させるのが忙しくて、来週より細かくご紹介いたします。

お楽しみに。

より以前の記事一覧